■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#86 新入社員教育プログラム 礼儀の体現に向けて⑤


新入社員教育プログラム。
礼儀の理解と体得。
実施すべきトレーニング。


実務の場に出てからのお客さまや上司との良好な関係性構築など、新入社員にとってはもちろんのこと、お客さまの印象をはじめとした会社の評判・評価という点でも非常に重要となる

新入社員教育プログラムにおいて確実な理解と体得・体現を促すその重要性について述べて参りました。

 

 

本日は体得に至るまでの過程において必須となる訓練(トレーニング)についてのお話しから参ります。

‘きちんとした挨拶’の条件

■しかるべき声量
(聞こえなくては意味がない)

■滑舌のよさ
(伝わらなくては意味がない)

■しかるべき視線
(目を合わせずして伝わらない)
=作業をしながら・話しながらなどの「ながら挨拶」は当然×

■しかるべき姿勢
(これが悪ければすべて台無し)

以前の記事に記した内容ですが、ほぼこれに集約されるといっても過言ではありません。

もう一つ挙げるとすれば、これも以前の記事からの抜粋。

指摘時についてはいうまでもありませんが、お客様や上司から呼ばれた際の動作。

 

 

 

適宜拡大してご覧くださいませ

つまりは、

けだるそうな返事

向かう際の緩慢な動き

の排除。

 

 

 

 

 

 

礼儀体得。定型トレーニング

新入社員教育プログラムのなかで、体得に近づけていくべく15分~45分などの時間をとって実施するものです。

礼儀体得 定型トレーニング

★発声のトレーニング
=声量と滑舌のレベル向上

★姿勢のトレーニング
=待機姿勢やお辞儀・礼などの「カタチ」

★動作のトレーニング
=名前を呼ばれた際の返事
=迅速な行動

 

礼儀体得。非定型トレーニング

上記のように、決めた内容を集中的にとはできない内容であるがゆえ、新入社員教育プログラムを進行していくなかにおいて随時の促しが必要となる内容です。

礼儀体得 随時トレーニング

☆身だしなみ
=教育期間中に見られたものは随時指導。

=不備についての妥協や遠慮は一切NGです。

☆言葉づかい
=上記同様、敬語中心に随時指導。
※初期で非常に多いのは「×自分 〇私」

☆姿勢
=定型であつかう「カタチ」とは別物。
※人の話を聞く・
人に何かを伝える際などの姿勢。

☆態度
=注意・指摘等の指導を受けた際の態度。
(反発・ふて腐れる・過度な落胆・他責等)

☆ルール
=人間・社会人・企業人・研修受講者として。
※不遵守は適宜罰則も。

☆マナー
=食事、施設利用、入退室、離席などなど

 

 

ときに厳しく目を光らせる・・
‘重箱の隅’もつつく・・

 

 

 

 


ときに仏のような寛容さと忍耐をもって・・

 

 

 

 


ときに両親のような厳しさと優しさをもって・・
(礼儀の落とし込みは‘躾’のようなもの)

 

 

 

 

ときにお兄ちゃんのごとく励ましながら・・

 

上記のとおり、非常に多岐に渡るがゆえ、新入社員教育担当者はこうしたことをさまざまな立場に立ったうえで指導できなければなりません。

難しい・・との声も聞こえてくるのですが、人の教育を担うのですから当たり前です。

親御さまの並々ならぬ苦労と期待に報いるためには必要不可欠です。

現場に出す前の教育を担うのですから泣き言など言ってられません。

我が社にも過去多くいましたが、できないと判断するなら辞退すべき。

そのほうが新入社員のため、会社のためになります。

他人に我が子の人生を左右しかねないともいえる教育を委ねる・・。

これは非常に大変なコトです。

厳しいことを申しあげましたが、

厳しいだけでは人はついてきません。

優しいだけでも企業としては大問題。

ここが新入社員教育担当者の難しいところです。

ただ、この内容はあくまでも私見・個人的こだわりにしかすぎませんので、まずは新入社員のどのような言動が御社が目指す「あるべき新入社員のすがた」に抵触するのかのすり合わせや認識共有も必要になってくるはずです。

※こちらは「新入社員教育担当者に不可欠な要素」として後日記事にする予定です。

戻りますが、そこが不十分ですと

新入社員
人によってちがうじゃないか!

 

新入社員
同じことをやってるのに何で自分だけ?

 

というようなこととなり、かえって新入社員の不満や不信感のタネにもなりかねません。

適宜今年度の軌道修正や来年度に向けてご点検いただきたい部分です。

 

新入社員教育プログラム。
礼儀の理解体得。
犯しがちな‘勘違い’とは。

非常に重要となることはもちろんなのですが、学校教育の変化や家族のあり方の変化など、現代においては特に時間のかかる礼儀の落とし込み。

最近は本当に多いのですが、
※該当しない方も当然いらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冗談でもなんでもなく、昨日までこう振る舞ってきた・これが当たり前だった方々を短期間に仕上げなくてはいけないワケですから当然です。
※いまの学生さん・新入社員うんぬんではなく、私も学生のときは近いものがありました。

肩に力が入りすぎるがゆえ、よくある勘違いや陥りやすいまずい状況を注意点としてお話しさせていただきます。

礼儀は確かに重要なのですが、お客さまとの接点や上司との関係性のなかで礼儀よりも優先させるべきことがあります。

皆さまは何だと思いますか?

その前段としてまずご確認いただければと思います。

礼儀至上主義になっていないか

詳細は次回記事にて「礼儀のまとめ」としてお話しをさせていただきますが、礼儀が重要であることはいうまでもありません。

しかし、その体得に重きを置きすぎるとこれまた別の弊害が出ることになります。

たとえば、

作法の体現に偏りすぎるとお客様には・・

企業としての育成はどうなっていくか・・

こう考えると非常にナーバスな問題であるがゆえ、方向を間違えないことが肝要となります。

 

 

 

 

 

 

礼儀。本質を見失っていないか

一部、世で販売されている研修などがインターネットでよく書かれていますが、こうした礼儀を体得するための訓練(トレーニング)がよく「軍隊」「体育会」「スパルタ」と混同・揶揄される大きな原因。

それは、受講側が礼儀の本質を理解していないなかで訓練(トレーニング)を行うことにあります。

つまり、礼儀は重要であるも24時間、四六時中その体現を求めたりなどはしていないかということ。

経験上「そのようなつもりはない」とおっしゃる方も多いのですが、これを伝えないと訓練(トレーニング)自体が誤解されることとなり、新入社員の感情も前に向かず、結果としてその本質から乖離した「仕上がり」となってしまう危険性があることは念頭に置くべきです。

 

新入社員
怒られたくないから

 

新入社員
怖いから

 

新入社員
皆がやっている(置いていかれる)から

 

礼儀を体現しなくてはと思うその最大の理由がこうなってくると「謝意」を伝えるというその本質がぼやけてしまいます。

こちらも次回記事で詳述いたします。

 

新入社員教育プログラム。
礼儀体得。
‘訓練’成立に必須のこと。

お客さまや上司・先輩との関係性をはじめ、新入社員の今後の人生に大きく影響を与えるがゆえ・・

読者の方々にはあまり実感がわかないかもしれませんが、新入社員教育プログラムにおけるこの礼儀のパート新入社員に与えるインパクトは絶大です。

当ブログの初期から長きに渡りお伝えしてきた「内定者研修」のなかでは「最高のスタートを切りたい」といった、いわば新入社員全員に共通する「泣きどころ」についての実感想起を起点に以下のような話をすることはこれまでにお伝えした通り。

※新入社員の返答は割愛します。

 

ドットコム
最高のスタートを切るために不可欠なことは?

 

ドットコム
まずは上司・先輩との良好な関係性を築くこと

 

ドットコム
良好な関係性とは親身で丁寧な指導や相談しやすい状態にあること

 

ドットコム
築きたいと思いませんか?

 

ドットコム
必須となるのは礼儀。

 

ドットコム
礼儀は理解だけではダメ。作法の体得が必要に。

 

ドットコム
体得には訓練(トレーニング)が不可欠。

 

ドットコム
訓練(トレーニング)は大変なこともある。

 

ドットコム
それでも体得したいと思いますか?

 

 

ドットコム
心から体得したいと思いますか!?

 

新入社員
したいです!

 

ドットコム
私も体得してもらいたいです!

 

非常に長くなりましたが、これが訓練’を‘訓練’として成り立たせるための最低条件です。

訓練は、ときに肉体的・精神的負担をともなうため、あることと紙一重

非常にデリケートです。

これは(新入社員)教育担当者としての必須の認識。

理想的というか、あるべき訓練のイメージ

 

 

 

 

 

 

 

強豪校の監督と選手たち

 

 

綺麗な色のメダルをねらうコーチと選手

 

 

私たち新入社員教育担当者と新入社員との関係性もこれらと同様でなくてはならないということです。

どのようなことでしょうか。

こちらは次々回の記事で詳述して参ります。


新入社員教育プログラム。

礼儀の体得には必須となる各種の訓練(トレーニング)。

体得と排除を目指すべき事柄。

犯しやすい勘違い。

新入社員教育担当者と新入社員の関係性。

各種ご点検いただければ幸いです。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。

ドットコム
本日もありがとうございました。引き続き次号も宜しくお願い致します。

 

ドットコム
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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。