■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#36 新入社員(新人)の気持ち・感情に寄り添うということ


新入社員が抱く感情は人それぞれであり、それを理解しようとすることが肝要です!

新入社員教育プログラムの成功には不可欠なその意欲・やる気を引き出すべく、不安・緊張をはじめとしたさまざまな状態にある新入社員の方々の感情を前に向かせるための取り組みに対する結果を#31号からずっとお届けして参りましたが、本日はそのまとめを行って参ります。

大変僭越ながら、

「感情変化の度合」

「全体所感」

と、私がこれまでお送りして参りました「レビュー(生の声)」を通じて読者の皆さまに感じていただきたかったことは、

 

ドットコム
効果的な研修ではありませんか?

 

というようなことではありません。

押さえるべき部分を押さえ、新入社員の方々はじめ受講者の感情を前に向かせることができれば、

新入社員教育に限らず、

「金融・為替」
「リーダーシップ」
「企業法務」
「社会学」
「財務諸表」
「広告論」
「マーケティング」
「労働法規」
「キャッシュフロー」
「政治・経済」
「エネルギー」
「心理学」
「クレーム対応」
「哲学・宗教」
「接客マナー」
「コーチング」
「ビジネスマナー」
「経理実務」

 

など、どのようなテーマでも必ず効果は上がります。

またこちらでもお伝えしているとおり、

ドットコム
この通りに実施しないと・・

 

という主旨ではありませんので、必要なところだけをピックアップしご活用いただければ幸いです。

では本題に参ります。

◆感情の変化結果◆

※新入社員教育.com調べ

こちらは上表からも如実に表れていると自負しますし、感じ取っていただけると思います。


新入社員の方々の入社後1年が経っての

「定着率100%」
「離職ゼロ」

という実績はこのプロセスを踏んだからこそ
と思っておりますし、

当該研修でいえば残りの3時間弱
という大半の時間を、

①② 0% ④⑤ 82.8%

を占める感情のなかで受講されているワケですから結果に繋がらないワケがありません。

最初の10分はしんどかったのですが、
休憩明けは立ちっぱなしで話しても
「ホームゲーム」のごとく
心地よいものでした。


「感情→解釈」が起点の新入社員教育担当からの「見え方」も人それぞれ!

当然といえば当然ですが、約30分という同じ時間を過ごし同じ話を聞いても、新入社員の方々それぞれの「解釈のしかた」「受講姿勢・態度」「成果物の質・量」「研修の成果」(私の印象・評価)と、かなりの個人差が生じることがご実感いただけたと思います。

後述のとおり、本格的な新入社員教育プログラムや実際の職場においての実務に入っていったときの重要な指標(参考)となるがゆえ、各関係者とも共有します。

もっと難しいのは感情の度合も新入社員によって多種多様であること!

こちらも上記同様、新入社員の方々それぞれで異なることをご実感いただけたのではないでしょうか。今回のように入社を直前に控えた方々や入社直後の方々に限っていいますとこれまでの経験上、下記のような状態にある方が多いです。

「楽観」
「悲観・絶望」
「不安・焦燥」
「楽しみ」
「期待」
「寂しさ」

 

などが代表的なものになりますが、「感情」は「唯一その感情」とはいきませんよね。

ヒト

などとよく言うように、たとえば、

不安70 楽しみ5
期待10 寂しさ15

といったような、

それぞれの割合で入り混じっている状態です。そしてさらにこの気持ちの状態に・・

■直近はもちろん当日の睡眠時間などの状況

■その日の予定(終了後に待ち合わせ など

■その日の体調(風邪ぎみ・発熱・花粉症 など

など「そのときの状況・都合」が介在します。


これは新入社員の方々に限った話ではなく、私たちにも同様にいえることですが、

だから感情は難しいし新入社員教育でいえば前に向かせるのも難しいワケです。

直後で触れますが、こちらばかりがクローズアップされますが、経験上「不安」などの「負の感情」ばかりかというと実はそうでもありません。

就活生
学祭の運営実行委員長として・・
就活生
アルバイト先ではリーダーとして‥
就活生
部活では主将を務め・・

など、

内定者
自分ならできる!

 

と「楽観視(錯覚)」されている方も比較的いらっしゃいますし、

「卒業」(ご友人や先生との別れ)で「寂しさ」を抱いている方も多いです。

その中から「不安」を取り上げるのであれば、この実レビューからも・・

内定者
なんとなく不安・・
内定者
ものすごく不安・・

 

といった、その感情の度合いも人それぞれであることが窺い知れると思います。

また、

内定者
コワくて苦痛・・

 

という方もいらっしゃいました。

これも以前に取り上げましたが、実際のご本人たちの表情を見ればだいたいではあっても一瞬で分かりますので、そうした状況をもとに、

「初動を間違えないようにすること」

が必須になるのです。


 多種多様な感情にいる新入社員の前でどう立ち回るべきか?

こちらも以前触れておりますが、新入社員教育の初期でいえば、ただでさえ不安などのマイナスの感情にいる方が大半を占める‘アウェイ感’満載の空気のなかで、下記のようにそれを咎めたり指導したりしてすぐにその感情が前に向くものなのかはご一考いただきたい部分です。

初期の段階ですから「すぐに」でなくてはなりません。

教育担当者
聞いているんですか?

 

教育担当者
何を教わってきたのですか?

 

教育担当者
常識ですよね?

 

鬼軍曹
社会人としてそんなことでは・・

 

というスタンスでは4時間という決して短くない時間に対しての「時間対効果」はもちろん、

準備や当日の運営等も含めた自身の人件費や交通費といった安くない費用に対しての「費用対効果」も激減です。

上述の通り、全員が「不安100%」といった感情という状態はありえず「さまざまな感情」が入り混じっている状態だからこそ、熟考に熟考を重ねたうえでの、

ドットコム
不安を軽減してあげる 

 

ドットコム
やる気や期待を増幅してあげる 

 

ドットコム
(いい意味で)不安を煽る 

 

ドットコム
楽観や油断を引き締める 

 

これらすべてを補完できる、いわば、

ドットコム
オールマイティなプログラム構成 

 

が必要となるのです。


「カタチ」「あるべき論」は確かに必要ですが、それに固執するがあまりに(それしか伝えられないがゆえに)その「枠」に新入社員の方々をあてはめようとすれば「指導」や「否定」に終始することになり、結局は単なる「指導係」に、

もっとひどい場合は、

▲「エネルギー吸収係」

▲「ポテンシャル低減係」

にすらなってしまいますので、

●「お悩み軽減係」

●「支援係」

●「指導係」

としての立ち回りを体現するべきです。


新入社員の感情に寄り添いさえすればいいの?

「押し引き」「さじ加減」とでもいうのでしょうか。ここが新入社員教育担当者としては難しいところです。

新入社員の方々の感情に寄り添い理解を示す姿勢は確かに必要不可欠なのですが、そこに意識がいきすぎるがあまりに大事なことを見落としてはのちに繋がりません。

分かってあげようとすること、分かってあげることは必要ですが、しっかりと見ておくべきは下記のようなこと。

 

新入社員それぞれのこの段階における社会人・会社人・仕事人としての「基本的素養」

レビューの内容を再度ご覧いたければご実感いただけると思いますが、実はこの4時間で見られた事象からさまざまなことを窺い知ることができます。これはその方のビジネスマンとしての、

「強み」
「弱み」ならまだしも
「致命的欠点」

 

になるであろうこと。つまりはのちの「各論」の中においての各人に対する指導ポイントや促しの方向性を見定めるうえでは非常に重要です。

たとえば、

挨拶(自己紹介)
受講姿勢(態度
記載内容の質・量
文字の得手・不得手
文章力
感受性

 

これらに加え、

学校での人間関係の状況
(いじめ等のトラウマなど)

「指名・傾聴・返答」から窺える
コミュニケーションの状態

なども、今後の本格的な新入社員教育プログラムに活用するべく把握する必要があるのです。

たとえばですが「記載内容の質」を見過ごし、

「まあ・・、それくらいは・・」

と妥協をし、改善がなされぬまま職場に
赴いた場合、

お客様あての領収書

上司への報告書

はどういうカタチとなり、それが何を引き起こすことになるか。

それがお客様の手にわたったあとでは遅いのです。

ですから、お客様が目の前にいらっしゃらないからこそ諸々が通用する研修の場においてこれも各々で異なる有する課題やそれに基づいての指導の方向性をしっかりと見定めておく必要があるのです。

何度も申し上げるとおり、あくまでも本格的な新入社員教育プログラムに入る前の前段。

双方の「信頼関係」構築と、各人の感情を前に向けることが第一義の目的となるがゆえ、この段階でそれを咎めることは一切しません。

しかし、会社側がこれを押さえたうえで「各論」に入っていくのと、押さえないで入っていくのではのちの効果がまったく異なってくるのです。


以上、わずか30名弱のレビューではありますが、上記を感じ取れる部分が多くあることがご実感いただけると思います。

しかし、

ドットコム
確かに負の感情は軽減され、やる気は引き出せましたが・・ 

 

 

 

 

語弊があり誠に申し訳ございません。

 

 

ドットコム
とてもではありませんが、まだおっかなくて現場には「到底出せない」レベルです。 
※完成度30%ほど

それはなぜでしょうか・・?

そのうちの一つ。いろいろあるのですが、代表的なもの、

ドットコム
領収書1枚すら誠意をもって丁寧に書けない方が96.6%を占める状況だったからです。 

 

このあたりはのちの「各論」にて取り上げていくことになります。


長きにわたりお届けして参りました、正味3.5Hの

ドットコム
本格的な新入社員教育に入っていく前のほんの前段 

 

ドットコム
新入社員全員に共通するニーズ(泣きどころ) 

 

ドットコム
それに気づいてもらうべく教育担当者が有すべきテクニックと素養 

 

ドットコム
人間の感情の特性 

 

ドットコム
私たち全員に共通する「ヒトの本質」ともいえる意欲の源泉 

 

いかがでしたでしょうか。

御社様においても諸々ご点検いただければ幸いです。

 

ドットコム
本日もありがとうございました。引き続き次回公開分も宜しくお願いいたします。

 

ドットコム
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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。