■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#60 新入社員教育・研修 全体像「目標設定と問題の発生」①

新入社員教育の全体像。その礎(いしずえ)となる「目標=達成目標」は全員で共有されていますか?

新入社員教育の全体像。これまでは「使命」「実施事項」「禁忌事項」といった「担当者」に関係する部分を主眼にお話しして参りましたが、本日からはその礎となる新入社員教育自体の「達成目標」いわば「目指すべきゴール」についてのお話しです。

おさらいとなりますが、一連の新入社員教育プログラムを走らせる前段階においては「全体像(GD)」を明確かつシンプルに描き、担当者に伝え、共有するその目的は以下の四点とお伝えして参りました。

全体像を明確かつシンプルに設定する理由

①担当者を迷わせない

②取るべき手段・方法の早期決定

③問題の予防・解決策をブラさない

④担当者の「暴走」を抑止する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入社前の12月・1月という段階にしてはずいぶん先の「目標」を決めなくてはならないワケですが、

「ずいぶん先」だからこそ、

可能・不可能

難易度の高低

昨年・一昨年実績

などは一切関係なく、熟考を前提に、

やる・やらない

目指す・目指さない

かだけ!

といういわば

企業の意思

部門の意思

チームの意思

が大きく関係してくる部分であります。


新入社員教育.comはその全体像の礎である「達成目標」をどのように設定していたか。

いうまでもなく、この「達成目標」を決めずして担当者が実施すべきことやプログラムの詳細は決まりません。「達成目標」を共有せずしてメンバーの言動や、会社・チームとしての対応に一貫性は出ません。

ではわたくし新入社員教育.comはどうしていたか。

上述のとおりそれはこの一点です。

ドットコム
入社後1年経過段階においての定着率をモチベーション高き状態にて100%とする!

 

これは企業様によって、部門長・責任者様によって異なる部分であるがゆえ、ご容赦いただきたい部分もあるのですが、あえて「1年」と設定している理由については後述致します。

当然、5年・10年と勤続年数が長くなるにこしたことはないのですが、以下に記した私の「絶対に譲れないこだわり」をはじめとした主観が介在しています。

それは「赤ん坊」段階で「水」と「栄養」を丁寧に与え、まずは新入社員をはじめとした関係各位に喜んでもらうこと。

そしてゆくゆくはどこに行っても通用するような人財になっていただくべく取り組みをやり遂げることが、企業であり我々の社会貢献の一つと考えるのですが、そのモトとなるこだわりは以下の数点です。

新入社員教育.comの責任者としてのこだわり①

即効性はないものの、眼前の企業業績はもちろん、企業の評判を上げることにじかに関係してくる「達成目標」の実現には必須となる、新入社員ご自身と親御様を筆頭としたご家族に関すること。

 

ドットコム
「正しい教育」を施し、新入社員の方々に「この会社に入ってよかった」と言ってもらうこと

 

ドットコム
「正しい教育」を通じて親御様のさまざまな思いに報い、未来顧客を創造するべく会社の評判向上に寄与すること

 

ドットコム
「正しい教育」を通じて新入社員とお客さまとの良き関係性の構築を実現し、会社業績に寄与すること

 

このこだわりは下記につながります

■この先何度も立ちはだかる困難や障害を乗り越える術(すべ)、いわば「カンタンに負けない逞しさ」を身につけるべく‘きっかけ’を与えること

■内外問わず「良き人間関係の構築」を実現するための術を身につけるべく‘きっかけ’を与えること

■限りある貴重な時間を有効なものにするべくヒントを与え、公私ともに好影響をもたらすべく‘きっかけ’を与えること

 

本当は、

身につけてもらう!

もたらす!

と、耳ざわりよく・力強く宣言したい中において、

「~べく‘きっかけ’を与える」

などと、いまいちはっきりしない言い方をするのには明確な理由があります。

それは、新入社員教育が各人に与えられる恩恵の大小は、これまでの約20年間それぞれが身を置いてきた環境や関係性に大きく左右されるということ。

ゆえに「身につけたい」「身につけなければ」という意欲の度合は残念ながら人それぞれ。

たとえばですが、小中学校で「過酷ないじめ」に遭ってきた方が、このたった1年間で本質的に変われるということは残念ながらまずありません。

同じことを伝えても伝わる度合やとらえ方・活かし方は人それぞれ。

これも「各論」にていずれ取り上げることになりますが、

「理想論」や「画一性」ばかりを追い求めると「強烈なしっぺ返し」を受けることになります。

 

SUPER  ATTENSION!!

ドットコム
新入社員教育は万能ではない。

※経験があまりない段階では特に錯覚します

 


新入社員教育.comの責任者としてのこだわり②

これは以下の三点。詳細は後述しますが、結論からいえば「会社は学校ではない」「理想に囚われすぎるな」ということです。

これは新入社員教育の全体像はもちろん、研修プログラムをはじめとした骨子そのものに深く関係します。

 

ドットコム
新入社員とはいえ「ひとりの大人」。各所での決断は自分で行わせるべきである

 

ドットコム
人生観や価値観、仕事観や目指すところはそれぞれ違うがゆえ、実際に働き始めたあとでのミスマッチはどうしても出てくるものである

 

ドットコム
会社側の論理や要望はあるも、最終的には「ご本人の人生」である

 

これは、新入社員の方々にとって、入社直後の段階においては実務をはじめ未知のことが多いがゆえ、

「働いてみてはじめて分かること」

「働いてみなければ分からないこと」

がどうしてもでてくるということ。

そして、退職などの重大な事項を最終的に決めるのは自分以外の何ものでもないということ。

違和感を感じる方もいらっしゃると思いますが、これは「会社としては絶対に必要な人財」が退職を申し出てきたときにも「本人の人生だから」といってカンタンに引くべきということではありません。

こうした場合、御社ではどうされていますか?

カンタンに引きますか?

是が非でも引き止めますか?

引き止めを試みたとしてその成功率はどれくらいですか?


以上が私のこだわりですが、最後にもう一点。

「達成目標」である「全体像」を決めるうえで非常に重要なこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

掲げるその「目標」と「現実」との整合性

「3年間」「5年間」など、会社への在籍期間に比重をおいてしまうと、さまざまなことに「ブレ」が生じます。「目標」の実現に力を注ぐことは確かに必要ですが、それが立ちゆかなくなったときに不要な混乱や落胆につながります。

それは以下のようなこと。

「年功序列」「終身雇用」といったわが国独自のシステムもすでに崩れ去ったという「現実」に加え、若い世代はそれを求めているのか・・。

答えは「いわずもがな」。つまり、

ドットコム
今の新入社員の世代の大半が実はあまり望んではいない「長期勤続」を主眼とした育成方針は「ナンセンス」。

 

誤解なきよう記します。

 

ドットコム
最初から‘大風呂敷’を広げるのでなく、まずは一年。そして次の一年と、地道かつ丁寧に「正しい教育」を続けていくことが、結果として長期勤続となる。

 

このような考えは個人的には必要と考えるとともに、やはり会社のことを考えれば当然長期勤続を目指しています。

参考

入社後丸4年経過時の我が社の新入社員定着率=92.3%

※n=13 うち女性4名。
※うち3名が育休・産休を経て復帰。

新入社員教育における全体像とその達成目標。

その理想と現実との整合性。

御社ではどのように決定され、示され、共有され、実行されていますでしょうか。

ぜひご点検いただけましたら幸いです。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。

 

ドットコム
本日もありがとうございました。メール購読のお申込み、ツイッターも宜しくお願い致します。 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。