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#64 新入社員教育・研修 全体像「目標設定と発生する問題」④


新入社員教育・新人研修の全体像。目標設定と目標達成に必須の具体的実施策について

本日の記事では、前回の記事でお話しをした、設定した目標を達成させるための「予防策」に次いで明確にするべき具体的実施策の内容についてお話ししてまいります。
本題の新入社員教育・新人研修プログラムを走らせる前段階においてどのような実施策が練られていますでしょうか。

では、参ります。


 

 

 

 

 

具体的実施策① 年間計画の策定

新入社員教育・新人教育における目標設定からその実現までの明確な道のりとでもいえるもの。全体像を可視化したものでもあります。

特に初期教育が終わり、私たち担当者の手を離れた際には各部門・拠点の都合を優先したうえでの調整が必要になるがゆえ、作成はもちろん提示は不可欠であり、留意すべきは以下のようなことです。

■初期教育を経ての配属先での実務がはじまったあとにどれくらいの頻度でフォロー研修を行うか・・などといった「年間計画」の作成と各拠点への提示は不可欠。

■たとえば経理部門であれば月末月初、営業部門であればキャンペーン期間など、部門によって業務の繁閑時期は異なるがゆえ、フォロー研修ひとつ実施するのでも「年間計画」をもとにした早め早めの日程調整をしなければ、各部門からの理解が得られないということにもなりかねません。

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教育も重要だが、営業活動はもちろん、配属部門での業務に支障をきたしては本末転倒である

 

「新入教育担当者の使命」をはじめ、担当者がその全体像・達成目標の実現に没頭しすぎてしまうと、つい忘れてしまいがちな部分。

新入社員教育・新人教育の成功には関係各部門の理解が不可欠であることもご留意ください。

年間計画の策定と事前段階での通知をしておけば、それに基づいたフォロー策の実施連絡や日程調整の依頼に対する理解や対応の度合が変わってきます。


 

 

 

 

 

具体的実施策② 新入社員研修プログラムの策定

いよいよ・・というところになりますが、ここが当指南書の「本丸」となるところ。

上図は新入社員教育・新人教育そのものではなく、目標設定の段階でわたくし新入社員教育.comが作成したプログラムの全体像なのですが、達成目標実現のため、内定者研修をはじめとした予防策ののちに具体的に何を教えるのか。という部分です。

■今後お話ししていく予定ですが、上図が新入社員の入社後1年経過段階での定着と早期の戦力化を実現し、ご本人や親御様にご納得いただくことはじめ、お客さまへの好印象等々の恩恵を会社にもたらすために「教えること」いわば「各論」です。

■世代や価値観の違いはもちろん、入社後間もない状況だからこそ大きいマイナスの感情やその逆である「錯覚」に対応できる、いわば「普遍的コンテンツ」を提供するべく綿密なプログラム編成が必要となります。

■当ブログ(指南書)の開設から現在までの段階は上図「オレンジ色」の段階にすぎず、お客さまや上司のいる実務の場に送り出すためには、上図の大半を教えていないことが、失礼ながらも以前に「とてもではないが使いものに・・」と言った理由でもあります。

会社の業績を上げるべく、営業活動をはじめとしたさまざまな活動に早期に貢献できる人材を送り出すことが新入社員教育の本筋であることはいうまでもありません。

お客さまに不具合を与えないことはもちろん、新入社員の成長には不可欠な上司・先輩の指導をより効果的なものにするために、実務に入る前段階での新入社員教育プログラム全体像はどのようなカタチで描かれていますでしょうか。

新入社員の意欲向上を促し、定着促進を実現することは確かに重要ですが、その本筋を見失ってはなりません。

この段階で新入社員の意欲を下げ、離職があるようであれば根本から見直す必要があるものと思います。

今年の新入社員。各部門・拠点での評価はいかがでしょうか。

思わしくないような場合は「絶対に教えておくべきこと」として欠落しているものがあるはずです。

このあたりはぜひご点検ください。


 

 

 

 

 

具体的実施策③ 新入社員の状態確認

予防策に似た部分もありますが、実務の場に送り出したあと、新入社員が日々どのようなカタチで業務に就き、どのような面持ちで過ごしているかの確認です。

順調に進むにこしたことはありませんが、上司・先輩をはじめとした方々との人間関係や実務の習得状況など、新入社員にとっては住環境をはじめとしたさまざまな環境の激変にさらされるなど、心身ともにタフなコンディションであることから定期的な確認を行っていました。

見た目は元気そうでも精神は疲れ切っている・・。

いう状況も数多く見てきましたので、達成目標を実現するべく全体像にはしっかりと入れておくべきことであり、私の場合は下記ツールを使っておりました。

■日報

配属先での実務がはじまって1ヶ月間の運用。日々どのような業務に就き、何を教えてもらい、どういう面持ちで毎日過ごしているかの確認です。問題があるようであれば、後日お話しをする「問題解決策」を講じなくてはなりません。

下記週報・月報は持ち帰りの実施でもいいのですが、日報に関しては就業時間終了前の45分を作成の時間に充てさせてもらいたい旨は各拠点責任者に依頼しておりました。

■週報

実務がはじまって2か月目から1ヶ月間の運用。主旨は上記同様です。

■月報

実務がはじまって3ヶ月目から3ヶ月間の運用。こちらも同様です。

■新入社員の負担軽減

=時間の経過とともにあつかう業務も広範囲になることで、そちらの習得を主眼にしてもらいたいという部分。実務も難しくなってくる。日々‘いっぱいいっぱい’。報告書の作成も毎日。では疲れてしまいますよね。

■拠点における不具合軽減

=日々の業務に加え、新入社員の受け入れが入るワケですからこちらも大変です。新入社員が担う役割も日々増えていきますがゆえ、報告書の作成とチェックも毎回では、本筋の営業活動等に支障がでてきます。

このあたりが配属後の時間の経過とともに頻度を減らす理由です。

初期の新入社員教育期間が終われば、私たち担当者も日常の実務に戻りますので、各拠点を高頻度で訪問したり、毎日の日報確認も物理的に難しくなる。

各拠点や新入社員本人の都合や状況をかえりみずして実施を依頼したにもかかわらず教育担当者はノーチェック。これは新入社員教育の全体像・達成目標の実現には暗いカゲを落とすことになります。

高頻度から低頻度。新入社員にとっては非常にタフとなる最初の1ヶ月間がキモになるがゆえ、ここをいかに押さえるかが非常に重要です。


新入社員教育を成功させるために必須の全体像。

その礎となる達成目標。

その達成目標を実現するための具体的実施事項。

御社ではいかがでしょうか。

 

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企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。

 

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本日もありがとうございました。引き続き次号も宜しくお願い致します。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。