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#66 新入社員教育 全体像「目標設定と発生する問題」⑥


新入社員教育・新人研修の全体像。目標設定とその実現に必須の問題解決策。そもそも「問題解決」とは?

新入社員教育において不可避である「問題」の発生。目標設定をもとに全体像を描き、それを実現するうえで必要不可欠となる「問題」の予防と解決。
前回の記事では「問題」の定義についてお話ししましたが、今回の記事では「問題」の解決についてお話しをして参ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新入社員教育における目標設定・全体像の障害となる「問題」の解決→その定義

まずその定義をおさえておくことが肝要になります。日々発生する多種多様な「問題」に対してその解決策を打たれると思いますが、これは非常に難しいです。
私もエラそうに述べていますが、新入社員教育であればまだ易しいものの、日常の職場となるとそうカンタンにはいきません。

「問題解決」・・。
カンタンにいえば、二度と同様の事象(問題)が発生しないように手を打つことです。

解決策を講じても(講じたつもりでいても)、時間が経てばまた同様の問題が発生する。
こういったことはありませんでしょうか。

これは「解決策」を講じたつもりでいても実は「対処」にすぎなかったということです。

新入社員教育においてその全体像、達成目標実現の障害となるその「問題」に対して私がどのような「解決策」を講じたか・・。
具体的事例をひとつご紹介いたします。

新入社員教育における目標設定・全体像の障害となる「問題」の解決策→具体的事例

もう4年も前になりますが、2013年の5月。こんなことがありました。その後二度と同様の問題は発生していませんのでこれは「解決」したものといっていいと自負しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入社1ヶ月後の5月初旬。
新入社員のA子さんよりあるメールが。

A子さん
(略)体力的にかなり厳しいのですが、がんばります!

 

ドットコム
・・?

 

ドットコム
(略)かなり厳しいとはどういうこと?

 

A子さん
~。~。~。
A子さんの話

■4月下旬以降、AM9:30~翌AM0:00過ぎの勤務が多い旨。

■ともなって帰宅はほぼ毎回終電。

■昨日は早朝の社外活動だったため、終電で帰宅→始発で出社。その当日また翌AM0:00過ぎまでの勤務。

■母親も「あなたの会社大丈夫なの?」と心配しはじめている。

ドットコム
マジか・・。ちょっと動いてみるわ。では。

 

ドットコム
大問題じゃねぇかよ・・

 

ドットコム
~。~。
ドットコムの行動

■出退勤実績を確認。

■部門長とOJTトレーナーに電話。超過勤務についての確認と指摘。

■営業活動ならまだしも、早朝からの活動に終電→始発で来させる必要性についての指摘。

■親御さまも心配している旨、会社の評判危惧の旨伝達。

■体調不良・早期退職が懸念されるため、改善を要望する旨。

部門長
~。~。
部門長の回答

■心配をかけて申し訳ない旨。

■社外活動については地域との関係性もあるがゆえ・・

■勤務については人がいない関係で・・

ドットコム
ダメだこりゃ・・。でもそんなに時間はないぞ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドットコム
ならば・・

 

皆さまであったらどのような「解決策」を講じますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新入社員教育における目標設定・全体像の障害となる「問題」の解決策→その‘王道’

新入社員の「SOS」を聞いたからには、新入社員教育の全体像におけるその達成目標を実現するべく動かなくてはなりません。
各方面との軋轢も予測されましたが、このような状況がまた起こっては会社にとってもたまりません。

新入社員が入社して1ヶ月。馴れていないなどという以前に、新入社員であるがゆえに何も言ってこないことをタテに、労働法規を無視したむちゃくちゃな勤務体系のもとで勤務させる。

目先の営業をまわすことしか頭になく、そこに新入社員の立場を慮ることはもちろん、会社の評判や未来顧客の創造などは眼中にはない・・
二度と同様のことを発生させないためには・・・

‘王道’をいくまでですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドットコム
社長!~。~。
社長に伝えたこと

■一連の内容について

■新入社員教育について
=その目標達成のため、全体像に基づきさまざまなことを教えるが、超過勤務への耐性を上げるような内容はやっていない。

■危惧・懸念されることについて
=労働法規を無視した対応。親御さまの心配。早期退職。会社の評判等。

社長
~。~。
社長からの内容

■ドットコムの言っていることが本当であれば断じて許すことはできない

■教育担当チームと部門代表者にてミーティングを実施し改めて議論すること

■部門として早急に改善すること

トップの指示ですから、残念ながら私のときよりも圧倒的にレスポンスが早い。
すぐに改善されたことは言うまでもありません。

「問題」が発生した際、自分だけでは何ともならないこともある。だから上司に相談するわけですが、それでダメならさらに上に。それでもダメならさらに上に。それでもダメならトップに言うしかありません。

新入社員教育を進めるうえで発生するゆゆしき問題。それを二度と発生させないための解決策を講じることが達成目標を実現するうえでは非常に重要です。

部門長
社長に言いつけやがって・・

 

あくまで想像ですが、こんなこともあったと思います。
でも、そんなことは関係ありません。

何が私を‘王道’にまで駆り立てたのか・・。
言うまでもなくこの目標に他なりません。

ドットコム
(Ⅰ)入社後1年経過段階においての定着率をモチベーション高き状態にて100%とする!

 

これが新入社員教育の全体像に、明確かつシンプルな達成目標を盛り込むべきと考える理由なのです。

「意欲の低下」「研修効果の低減」「退職」といったことにつながりそうな「問題」・・。

その予防策・解決策は講じられていますでしょうか。

ご点検いただければ幸いです。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する!

新入社員教育.comでした。

ドットコム
本日もありがとうございました。メール購読のお申込み、ツイッターも宜しくお願い致します。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。