■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#137 プロが語る新入社員教育。「強い」新入社員をつくる①


新入社員の早期戦力化と長期の定着。その必須過程。

強い新入社員をつくる。

新入社員教育プログラムにおいて、新入社員に決して易しくはない課題を課す。

何かに取り組む際の最大の「カギ」である「意欲」を上げるべくさまざまな促しをする。

フローは大まかに以下のとおり。

 

 

 

社会人としてはこのような状態

 

 

 

 

必要性と有用性を腹落ちするように

 

 

 

 

教育担当者みずからが範を示す

 

 

 

 

 

遮らず最後まで真剣に・・

 

 

 

 

各種訓練(礼儀作法・各種技術)
※知っていることとできることはちがう

 

 

 

 

克服・改善すべき課題を課す

 

 

 

 

 

ときに厳しくせざるを得ないこともある

 

 

成長してもらいたい・・。

否定的・制裁的なものではなく、焦点は未来への願望。

感情的判断ではなく理性的判断のもと行う。

 

 

当然こうなることも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やり遂げる

 

 

 

 

『OK!そこまでできれば大丈夫だ!』

 

 

 

 

新入社員はこうなる

 

 

つまり、その課題に対しての必要性と有用性を実感してもらうべく論理的説明をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

「全力モード」

「本気モード」

率先垂範・傾聴・トレーニング・承認などを通じて新入社員をこの状態へと導く。

承認とは文字通り、相手を認めてあげること。

相互の価値観や考え方の相違を受け入れる。

結果は出せずとも、その努力や少しの進歩を認めてあげる。

理想は結果を出せる状態まで導く。

ここまでが前回までのお話でした。

では、こうした過程を経ると、新入社員にはどのような変化が表れるか。

そうした変化を経て、新入社員はどうなっていくか。

本日はそのようなお話です。

 

 

 

強い新入社員をつくる。その必須要素とは?

新入社員教育プログラムを通じて、理論や知識をしっかりと教えてもすぐに辞めてしまっては意味がない。

強い新入社員でないと教えたことも水泡と化す。

たとえばですが、

業務上の重大なミス

会社への損害

上司からの厳しい指導

お客さまからの厳しいお叱り

価値観がどうしても合わない人

などなど、読者の皆さまもご実感いただけると思いますが、これからの長い社会人生活においてはこうした困難や障害はどうしても避けられない。

こうした困難や障害が目の前に立ちはだかるたびに、極度に落胆をしたりなど、辞めてしまわずとも、意欲の著しい低下があっては社業に恩恵はもたらされない。

 

 

 

ゆえに、こうした困難や障害にはカンタンに負けないべくチカラをつけさせてあげることが肝要になるのです。

では、課題付与を通じてこのチカラをつけるためにはどのようなことが必要なのでしょうか。

順を追って記してまいります。

 

 

A. 結果を出すこと・全力を尽くすことを通じて得られるもの①

「審査」の合格という「結果」を出せたとき、「結果」こそ出ずとも全力で取り組んだという新入社員本人にしかわからない事実や実感、粘り強く取り組み、何かをやり遂げたときに生まれる感情(気持ち)のこと。

これはズバリ!

 

ドットコム
達成感

 

後日ご紹介しますが、新入社員研修の半ばともなると、以前の記事でご紹介した「研修レポート」にこの言葉が出てくることがあります。

 

ドットコム
よし!

 

ドットコム
軌道に乗ってきたな・・

 



 

この3文字が新入社員教育プログラムが正しい方向に向かっているかの大きなバロメーターのひとつとなります。

 

新入社員
自分にはムリだと思っていたことができた!

 

達成感とはカンタンにいえばこのような気持ち。

 

 

このムリだと思っていた困難や障害を乗り越えることができたことから自然と生まれるこの実感が非常に重要となる。

また、「低くはないハードル」と申し上げてきましたが、「低いハードル」を乗り越えても「達成感」は生まれない・・。

強い新入社員への過程には必須の要素。

そうした意味合いとご理解いただければと存じます。

 

 

 


日々の研修レポート

 

最後に、実際の研修レポートからこのワードが記載されている部分をいくつかご紹介いたします。

一部、完全合致しない部分がありますが、意味合いは同じものということでご容赦いただければ幸いです。

 

5日目~7日目の研修レポートより

■私は今日の朝礼のときに3分間スピーチを実際に体験させていただいて、今までにない景色と、今までにない「爽快感」を感じ取ることができました。そのときに今まで自分には早すぎると思っていた自分がとてもみじめでばからしくなりました。当初は前に出ると緊張のあまり、絶対に言葉が詰まってしまうと、先入観から決めつけていましたが、実際に人前に出て話しても、思ったより言葉が詰まらずスラスラと出てきた自分にとても驚きました。

■特にチームワーク強化訓練においては、13名全員でやり遂げる難しさや自分自身との甘えとの戦いなど、ひとりでは絶対に経験できないことを経験できたという思いと、困難を乗り越えたという達成感を感じました。

■昨日行ったチームワーク強化訓練を受けて、喜びや達成感を感じることができました。達成感は私の原動力となるような気がすると、この研修を受けていてひしひしと感じています。なので、残りの時間でどうすれば達成感を得られるのか、得られるチャンスがあるのなら、それに向かって飛び込んでいけるような自分に対しての自身も強められる日々にしていけるよう努力することを諦めないよう、気を抜かず頑張ります。

■チームワーク強化訓練を終え、13名でグループディスカッションを行い、良かった点、悪かった点を出し合いました。皆が「私」という考えから「私たち」で考えるようになり、弱音を吐かず全員で達成するために協力し合えたことは良かったです。そして、内容の発表の際にはこのうえない達成感を感じ、感極まって泣いてしまいました。このような大きな仕事をやり遂げられたのは、皆が最後まであきらめず、執念をもっていたから、苦労もありましたが、工夫し合って乗り越えることができたから、そして何よりも仲間がいたからです。

※「チームワーク強化訓練」:かなり難易度の高い訓練であり、達成感を得ていただくには非常に重要ものとなります。

 

「低くはないハードル」を乗り越えることによって生まれる達成感

強い新入社員への過程には必須の要素。

貴社の新入社員や新人の方々は入社初期の段階でこれを感じていらっしゃいますでしょうか。

ぜひご点検いただきたいと思います。

この達成感が何につながっていくのか・・。

次回はこのあたりのお話しをして参ります。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。