■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#26 新入社員(新人)の意欲を引き出す 「感情」②


 新入社員の意欲を引き出すために必須の感情コントロール。だからこそ人間の感情の特性をおさえるべき。

「研修や仕事を楽しく意欲的に」。新入社員に限らず、それは私たちにとっても頭では分かっているけれどもなかなか難しいですよね。だからこそ人間の感情の特性をおさえておくべき必要性のお話しでした。

本日は前号での予告通り、全20回以上に分けてお送りした「研修の前段」の総まとめ。

これを数回に分けてお伝えして参ります。

ここまで来られれば問題はないのですが、新入社員の方々自らが本日の【質問例⑮】に対して肯定的な見解を出してくれれば「まずは一安心」です。

前号は人間の感情が無意識に生起すること、そして変化することについてご実感いただくところまでのお話しでした。

では、参ります。


ドットコム
私たち人間の感情は何によって生起したり、変化したりするのでしょうか?

 

新入社員
・・・。・・・。

※3分ほどで各自の答えを記入してもらいます

ユニークで最も印象的だった答えは「天気」。面白いですよね。

多いのは「相手の物言い」「態度」などでしょうか。

これも専用のスライドを見せるのですが、その答えは下記となります。

 

ドットコム
感情は起きた出来事ではなく、それをどう解釈するかによって生起・変化します。

 

新入社員

 

ドットコム
~。~。

※下記を話します

 

研修に関していえば、

そのもの対して何らかの感情を抱いているわけではなく、その研修をそれぞれがどう解釈しているかによって感情が生起・変化している旨。

たとえば「研修」という目の前の「出来事」を、

■「嫌なもの」

■「発表をさせられる場」

■「自分のための場」

■「プラスをもたらしてくれる場」

の「どれで解釈するか」で感情が変わるということ。

そしてその感情は無意識に自分の外面に出ることはもちろん、その感情いかんによって行動が変わること。

だから結果が変わることもあるということ。

口頭ですともっと具体的に話すのですが、文字で表す関係上ごく簡易的に。

このようことです。

目の前の「出来事」をどのように解釈しますか?

研修(目の前の出来事)

いくらイヤと思っても受けなくてはならない研修。そして終了のときが来るまで帰宅できないのも紛れもない事実。下記は一例ですが、解釈のしかたは複数ありますよね。

①解釈(プラスorマイナス

新入社員
タメになることが必ずあるはず!
新入社員
何の意味があるの?
新入社員
意外と面白いかも
新入社員
ツマラナイ。帰りたい。

②感情

新入社員
ワクワク・充実・楽しい
新入社員
憂鬱・不安・嫌悪・警戒

③外面・行動(無意識)

新入社員
うなづき・メモ・声の張り
新入社員
無反応・あくび・時計チラチラ 

④相手からの見え方

ドットコム
意欲的・期待がもてる
ドットコム
やる気なさそう・きびしいかも 

⑤行動結果・評価

ドットコム
やってくれそう
ドットコム
いけ好かない 

運転中の急な割り込み

これもよくあることですよね。「イラッ・・」といった瞬間的感情は制御不能ですが、こちらも「研修」同様に解釈のしかたは複数。解釈のしかたによっては取り返しのつかないとんでもないことにもなりませんよね。

①「解釈の内容」(プラスorマイナス

私たち
ぶつからなくてよかった・ラッキー
私たち
スピード出しすぎてたな 
私たち
危ねぇな!ふざけんな!
私たち
朝からついてねぇな~ 

②「感情」

私たち
安堵・申し訳ない気持ち 
私たち
強烈な怒り

③外面・行動(無意識)

私たち
謝罪 
私たち
威嚇・暴力・器物損壊

④相手からの見え方

相手
紳士的・寛容・穏やか 
相手
暴力的・怒りっぽい

⑤行動評価・結果

私たち
反省・安全運転励行
私たち
乱暴な運転・事故・逮捕

と、自身がとった行動の結果の入口は起きた出来事ではなくその解釈にあることが比較的容易にイメージできると思います。

これは今後、上司や先輩やお客様が待つ実際の職場に赴くにあたり、絶対に実感しておかなくてはならないことです。

「できるか・できないか」も大事なことですが、「知っているか・知らないか」で大きな違いが必ず出てきます。

その主な理由は下記の二つです。

■起こる「出来事」は自分ではコントロールできない。

■自分にとって「いいこと」だけ・ばかり起きるなどということは絶対にない。

=仕事でもプライベートでも必ず「イヤなこと」は起きる。撲滅は不可能。

だからこそ、起きた「出来事」に対して、「最適な解釈」をすることの必要性と重要性を実感してもらう必要があるのです。

本日はここまでにしますが、上記に「上司・先輩・お客様」というワードが出てきました。

この方々は、場合によっては新入社員の方々の「解釈のしかた」によっては「困難や障害」にもなりかねない人たちです。

早期離職の原因理由などを見聞きするかぎり、こうした方との人間関係に悩まれる方が多いのも事実です。

ただでさえ今の新入社員世代の方には、親御様や先生に怒られたことがあまりないという方が多いようで、よく「怒られ慣れてない世代」とも言われますし、

 

上司・先輩
叱ったり怒ったりすると辞めてしまうのでは・・

といった声も既存社員の方々からはよく聞きます。

それにしてもここ20年か30年かそこらで「ヒト」という動物はそんなに弱くなってしまったのでしょうか?

諸説ありますが、固有の本能・習性がそのDNAにすり込まれている「ヒト」の歴史を400万年とした場合、

30年という期間はそのうちの

ドットコム
0.00075%

 

それは絶対にありません。

脱線しましたが、そうした悩みの大半が解決できてしまう術(スベ)がここにあります。

「感情」を決める要素=「出来事」「どう解釈」するか。

つまりは

ドットコム
出来事はただひとつ。解釈方法は複数。

 

ということです。

本日の最後です。

【質問例⑮】

ドットコム
⑮(これまでの一連の流れを通じて)何か感情の変化はありましたか?

 

この質問に対しての返答を含めた詳細については後日ご紹介いたします。

 

ドットコム
本日もありがとうございました。引き続き次号も宜しくお願いいたします。

 

ドットコム
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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。