■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#29 新入社員(新人)の意欲を引き出す 「感情」⑤

 


新入社員の意欲を引き出すべく不可欠な「感情」に対する気づき。まとめです。

前回の記事までは、新入社員の方々の今後の社会人人生の中で技能の向上や良好な関係性構築を目指すなかにおいては切っても切れない関係にある「上司・先輩」「お客さま」。
そして避けては通れないそうした方々からの「指導・クレーム」といった、どうしてもマイナスの感情を抱いてしまいがちな事象についてのお話しをして参りました。

結論は「ただ一つ」しかない「目の前の出来事」「どう解釈するか」が不可欠かつ重要となる代表的な例についてお話しをしましたが、本日はそのあたりの「総まとめ」を行って参ります。

新入社員の感情(気持ち)・意欲はどう変わったか!

ここまで25記事以上にわたり続けてきた一連の研修前の前段【質問例①~⑮】を経て、以下の二点を確認するという内容です。

新入社員
感情の変化の有無

 

新入社員
感情の変化の度合

 

私の場合は下の動画のような形で

■質問をし

■考察していただき

■その内容・理由を確認する

という形式で行っておりますが、

 

当該動画の要旨・流れの詳細は下記の通りとなります。

 

ドットコム
感情が無意識に生起し変化することは実感できたのでは?

 

ドットコム
感情は目の前の出来事でなくそれをどう解釈するかによって変わることが実感できたのでは?

 

ドットコム
「今日は研修がある」という事実もそれを「どう解釈するか」によって取り組み姿勢が変わってくるのではないか。

 

ドットコム
取り組みの姿勢によって研修の成果も周囲からの見え方も変わってくるのではないか。

 

ドットコム
つまりは解釈のしかたこそが感情のすべての入口である。

 

ドットコム
取り組みの姿勢の変化によって周囲との人間関係も変わってくるのではないか

 

ドットコム
開始から現在までさまざま話してきた「泣きどころ」。

 

ドットコム
開始から現在まで各自なりに感情が変わってきたのではないか

新入社員の研修前後の感情の状態を確認しましょう。

上記の内容を踏まえて、新入社員それぞれの前後の感情はどのような状態であったか。
以下のような大まかな設定で結構ですので振り返りを行います。
これはのちに本格的に実務に入っていく際にも重要なことですので、ぜひご実施いただきたいと思います。

■意欲・感情レベル

(レベル1)最悪な気分

(レベル2)イヤな気分

(レベル3)普通な気分

(レベル4)楽しい気分

(レベル5)最高の気分

■意欲・感情の変化度

「レベル1→レベル4」(プラス変化=感情が上に)

「レベル3→レベル2」(マイナス変化=感情が下に)

■その理由についての考察・記入

といった流れで進行していきます。

変化度についてですが、私のこれまでの経験上「〇→〇」が最も多いです。

「〇→〇」 

皆さまはどれだと思いますか?

■変化結果は?(結論)

詳しくは今後の記事にて紹介の予定なのですが、これまで複数回実施してきた中において、

「マイナス変化」は全体の6.9%(n=29)

という結果になりました。

ここで「プラス変化」をもたらすことができれば、このあとの「教育プログラム」の実施効果や新入社員の方々の一連の研修を経ての「成果」は間違いなく上がります
以前にも触れましたが、企業様によってカタチや手法はどうあれ、それを真摯な姿勢で、かつ一生懸命に全力で向き合うことが、

新入社員
自分にとってプラスなのだ

ということを心から実感していただくことができれば、

■世代格差

■教育プログラム内容
(人として企業として180度違うことを教えている企業様はないはず)

■教育担当者の経験値・力量
(これは10記事くらいあとの大テーマで触れて参ります)

など、当然それが

「いいもの」「完成されたもの」

であることにこしたことはないのですが、

それらがその成功要因・失敗要因の大半になるなどということは絶対にないのです。

御社ではいかがでしょうか?

新入社員の意欲を引き出すべく不可欠な「感情」に対する気づき。総まとめ。

「解釈」「感情」「意欲」「行動」「相手の見え方」「評価」「結果」・・。
新入社員全員が得たい・出したいと思っている「評価」と「結果」。

総まとめです。

紛れもない事実と人間の特性

良き人間関係の構築や技術の習得に深く関係してくる、評価を得る・結果を出すべく不可欠なその意欲的な姿勢や行動。
その入口は「感情」であるとお話ししました。
ではその「感情」のもとは・・。

■「目の前の出来事」は「ただ一つ」

■「解釈のしかた」は「複数」

■「解釈のしかた」によって「感情」が決まる
(無意識の生起と変化)

■「マイナス」の場合は「プラス」にもっていくべく思考・行動が肝要

これができないと「感情のおもむくまま・・」となってしまう。

これではさまざまな方との「良好な関係性構築」はできない。

ゆえにさまざまな視点からの解釈を試みることが重要だということであり、これは本格的に実務に入る前に気づいていただかなくてはならないことです。

人間だからこそ「こうあるべき」では教育は成り立たない

「仕事には全力で向き合うべき」といった「あるべき論」。そうでなくてはならないことは新入社員の方々も十分に分かっています。
頭で分かっていたって向き合えないこともある。
なぜなら人間は「感情の動物」だからです。

だからこそ「感情を上向かせるための思考・行動」を意識的に行うことが必要となるのです。
(実は無意識に行っている場合が多いですが)

たとえば下記のようなこと。

■好きなアーチストの音楽を聴く

■面白い動画を視聴する

■楽しいことを考える
(休み、好きな人・大切な人との時間)

■深呼吸する ■頬をたたく

■「人」という文字を手のひらに・・

■お風呂に長くつかる

■アロマ ■マッサージ 

■美味しいもの ■お酒を飲みに行く 

■おしゃべりをする

など、人によってさまざまあると思います。

★技術・知識が劣る新入社員でも十分に勝負できるその理由!★

つまりは「自分の感情」が、以下のどこにあるかを認識することさえできれば、その時々の状況によって「最適な感情」にもっていくべく「行動」がとれるはずだということ。

☆超プラス

◎プラス

〇中間

▲マイナス

×超マイナス

つまりは、おおまかでもよいので「いまの感情」が上記5段階の「どこなのか」さえ認識できれば、それぞれが持っている「感情コントロール法」を実践できる。
それが実践できれば、

■無意識にオモテに出る部分や言動を変化させることができ、

■周囲からの印象や見え方をも変えることができ、

■しいては「結果」「成果」「評価」をも変えることができる

ということ。つまりは、

ドットコム
経験や知識や技術が劣っている新入社員だって早々に結果や成果を出し、評価を得ることができる!
ドットコム
経験や知識や技術が劣っている新入社員だって既存社員に勝つことができる!

※責任の重さが違いますから。

ということです。


新入社員教育・ビジネスのみならず、幸せな人生を歩むために必須の「感情コントロール」

感情の特性、感情コントロールの重要性や必要性をおさえていなかったがゆえに「最適」どころか「最悪の落としどころ」を選択してしまう方もいます。
上記は文章にすると難しくややこしいですが、実はそんなに難しいことではありません。

たとえば・・・

フラれた人
ブッ〇す!

と瞬間的に思っても、本当にやってはさすがにまずいので実は大多数の方が「最適な落としどころ」にもっていくためにいろいろと考えると思います。

これができないから「正気に戻ったときには・・」となるわけです。

眼前の状況でいえば、

新入社員
研修・・行きたくない・・

 

新入社員
超眠い・・かえりたい・・

となったとき。

電車の中で、

野球ファン
やったー!SAMURAI サヨナラ勝ちー!

 

となったときに

研修
感情のおもむくまま行動してしまいますか?

というようなこと。

そして、このようなことはビジネスフィールドにおいてはなにも「新入社員教育の場」だけに限ったことではありません。


新入社員のみならず、上位職こそが実践するべき「感情コントロール」

よくいるのですが、朝から「不機嫌モード」全開の上司。
指導するのはよしとするも「八つ当たり」としかみられない上司。
報連相の不具合・納得感の阻害・意欲の低下など、その弊害は広範囲に広がるがゆえ、非常に深刻です。

これを踏まえ、御社においても各種ご点検いただければ幸いです。

■朝の挨拶

さわやかで気持ちのよい挨拶を実践されていますか?ご自分の心もちや周囲からの印象が変わることはもちろん、良きにつけ悪しきにつけ周囲にその影響が波及します。

■朝礼・終礼

メンバーの気持ちが落ちないように留意されていますか?

前向きな話をなさっていますか?

朝からメンバーの気持ちを後ろ向きにして業務効率が上がりますか?

■会議・ミーティング

先述の通りです。

■面接・面談

「傾聴」していますか?

※いずれ実例をご紹介することになると思います。

 

人事部
こんな時期に辞めたってうまくいくはずがないよ。

など、本人が聞いてもらいたいこと、話したいことはさておき、自身のネガティブな見解を一方的に伝えていませんか?

これは別のところで扱って参りますが「自分の感情」はもちろん「相手の感情」を慮った行動も必要になって参ります。

このあたりもぜひご点検いただきたいと思います。

次回記事で整理をしますが、研修・教育プログラムに入る前の「前段」はこれにて終了です。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。

 

ドットコム
本日もありがとうございました。引き続き【第30号】も宜しくお願いいたします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。