■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#33 新入社員(新人)の意欲・やる気は?①


不安はじめ、新入社員の負の感情を減らすことはできました。次のねらいはやる気(意欲)!

前号までの通り、新入社員(内定者)の方々の不安・緊張・面倒という気持ちは劇的なまでに減らすことはできましたが、新入社員教育を行ううえで引き出すべきはご本人たちのやる気(意欲)。
本号からはそのあたりがどうであったかをお伝えして参ります。

繰り返しとなりますが、当ブログでは約1か月を要しているものの、実際は正味3.5時間(休憩含め延べ4時間)にて実施をしており、正味4時間もあればかなり余裕をもってできる内容となります。

レビューの概要は下記となります。


■研修名:「内定者研修」
~社会人として最高のスタートを切るために~

■実施時期:12月~3月(入社4~1ヶ月前)

■対象者:本年度入社の新入社員
(1年後在籍率100%)


※会社様ごとに実施したため、実施月にばらつきがありますが、最も早いところで12月中旬、最も遅いところで3月初旬に実施した内容です。

また、本号以降は以下の二つの質問に対するレビューとなります。

記入時間は3分。ほぼ原文のまま記しますので、その旨ご容赦いただければと存じます。

どの方も私にとっては「かわいい後輩」なのですが「特に」印象の強い方のみ解説コメントを入れております。

では、参ります。


研修の所感と意欲の変化度合の確認(前編)

一連の研修を経ての全体所感と最大のキモとなる「入社意欲(会社を信用してくれたか・少しは好きになってくれたか)」の実レビューをご紹介いたします。質問の内容は下記です。

ドットコム
本日の研修はいかがでしたか?率直なご感想をお聞かせください。

 

ドットコム
本日の研修を受け、入社意欲は上がりましたか?率直なご感想をお聞かせください。

 


■Aさん(女性 4大卒)
※感情変化:②→③

Aさん
生半可な意欲で本日の研修に参加してしまったことを恥じました。私は礼儀が欠けていました。自らの意識・意欲が大切だということがわかりました。受け身にならずに、自発的に礼儀を体得したいです。今までは完全に受け身の姿勢でした。

 

Aさん
ここで頑張りたいと思いました。正直、自分ができるのか不安な面もあります。私は何でもネガティヴに捉えてしまうのでそんな自分を変えたいです。

 

ドットコム
Aさんは、並行して受けていた公務員試験での合格が出たとのことで、入社約1ヶ月前に辞退となりました。大変残念だったのですが、ご自身の人生ですからご自身が決めるべきですし、働く場所は違えども何かのご縁でご一緒できたことにより得ることができたここでの気づきを活かしていただければ何よりです。
   


■Bさん(女性 専門卒)
※感情変化:②→④

Bさん
自分が今のまま現場に出ることの危険さを知れた。自分のやる気・姿勢・態度、それだけでも気を付けるだけで自分の印象を変えることができる。礼儀を加えることが出来たら、かわいがられ、期待・評価してもらえる。わかっていたような気でしかなかったこと、これから自分がどんなことを気をつけていけばいいのか理解できた。新入社員研修を不安がっていた自分を殴りたい。

 

Bさん
意欲・やる気は上がった。自分の意思がどれほど大事か。入社後の新入社員研修で自分の評価を上げることのできる礼儀を学びたい(体得したい)です。

 

ドットコム
別に殴らなくても・・(笑)Bさんはメンバーの中で内定時期が一番遅く、この段階ではまだ同期の方々とのコミュニケーションも取れていなかったため非常に硬かったのですが、その後も順調に成長してくれております。その後の「新入社員研修」で分かったご家族との関係性や、自身の殻を必死に破ろうとする姿は涙モノでした。
  


■Cさん(男性 4大卒)
※感情変化:④→⑤

Cさん
楽しみながらかつ集中して取り組めました。自分に足りない所がたくさんあることに気付いたと共に、新入社員研修で成長したいと強く感じました。

 

Cさん
入社意欲は上がりました。

 

ドットコム
「楽しみながら」というところがうれしいですね。日常の仕事も楽しさを見つけ、やる気につなげるのだという視点は忘れてもらいたくないですね。
  


■Dさん(女性 4大卒)
※感情変化:③→④

Dさん
社会人として働くことの意味を考えることができた。今までの人生で私はバイトをしたことがなく、部活を主に学生生活を過ごしてきた。その中で礼儀は大切だと教わったことは何度もあったが、社会人としての礼儀は私が知っているものではないということを知れた。

 

Dさん
研修を受け、これまで漠然としていた意欲・やる気や考えについて見つめ直し、あらためて頑張っていきたいと思えた。一生懸命に働きたい。

 

ドットコム
Dさんは、まさに本日の入社式で「先輩社員代表挨拶」を務められます。この1年間の意欲高き仕事ぶりやそれを受けての会社・上司の評価は言わずもがなですね。部活に燃えてきた方なので、1日で一番ほっとする時間は「仕事を終えて帰宅し、ジャージに着替えたとき」だそうです(笑)
  


研修の所感と意欲の変化度合の確認(後編)

質問内容の再確認をはさみ、残りの方々のレビューをご紹介いたします。新入社員の方々の感情(気持ち・意欲)にご留意のうえお目通しいただければと存じます。

ドットコム
本日の研修はいかがでしたか?率直なご感想をお聞かせください。

 

ドットコム
本日の研修を受け、入社意欲は上がりましたか?率直なご感想をお聞かせください。

 


 ■Eさん(男性 4大卒)
※感情変化:③→⑤

Eさん
自分の考え方がとても変わったと思います。入社に対する不安をはじめ、学校での悩みごとがありましたが、解釈や意欲(やる気)つまりは自分次第で乗り越えられると思えるようになりました。

 

Eさん
最初は軽い気持ちや浅い考えで入社を考えていました。しかし、もう少し自分の態度等をきちんとしていかなければいけないと思いました。考え方や自分のやる気や成長に繋がると思い、入社したいという思いが強くなりました。

 

ドットコム
こちらの冒頭でご紹介したメールをくれたEさんです。「野球少年だった」という共通点もあり、本当にかわいいヤツです(笑)
  


■Fさん(女性 4大卒)
※感情変化:④→⑤

Fさん
本日は貴重なお話をありがとうございました。最終面接時にお話ししたことを、より深く聞くことができ、当時の自分と比較しながら考えることができたのでとてもためになりました。なぜ働くのか?根本的なことになりますと、一人一人その理由はディープなもので、「想い」はまったく異なります。その「想い」を大切に、さらに人との思いやりをもつことのできる社会人になりたい、「なってやる」と思いました。

 

Fさん
はい!!意欲は上がりました。これから「どんな社会人になりたいか」ということを具体的に新入社員研修までの期間で考えていきたいです。

 

ドットコム
「!!」が微笑ましいですね(笑)そしてこの記載量。Fさんは卒業間際にアルバイトで入ったときは評判が非常に思わしくなかったのですが、「新入社員研修」を高いモチベーション・やる気・意欲の中で修了されたのち、実際の職場に行っても上司・先輩の方々からの好印象を早々に「ゲット」され、入社1ヶ月半後には早くも「軌道に乗って」おりました!

■Gさん(女性 4大卒)
※感情変化:②→④

Gさん
自分の仕事に対する姿勢、意欲のもち方や働き続けるための原動力を明確にしていきたいと感じた。話の聞き方、挨拶の言い方など1つ1つ、いつでもできることを日常で気にしながら行う。

 

Gさん
入社意欲は上がりました。入社後の研修で、今日はっきりと分かってない部分を知りたいと思います。新入社員研修に参加することで、店舗での行動や日常の行動1つ1つが改められそうだと感じました。

 

ドットコム
Gさんはご入社にあたりお父様の反対が強く、年明け3月になっても「内定承諾書」が出せず、お父様を説得するべく「共謀して」あの手この手を考えたというエピソードがあります。1年経った今もご本人が意欲高く働いてくれていることもあり、お父様とは良好な関係にあるとのこと、本当に何よりです!
  


■Hさん(女性 短大卒)
※感情変化:②→④

Hさん
今回の内定者研修で4月1日に自分がどうしたら最高のスタートが切れるか、そのためにはどうしたらいいか、何のために自分は働くのか、本当の礼儀とはなにかなどをしっかりとわかりやすく教えていただけとても充実した時間となりました。4時間と長い時間お話ししていただきありがとうございました。

 

Hさん
意欲は上がりました。これからまた新入社員研修をしっかり受け、最高のスタートが切れるように頑張ります。

手ごたえあり!皆さまにも新入社員の方々のやる気(意欲)と帰属意識の向上度合が伝わりますでしょうか?

いかがでしょうか?ご本人たちの「やる気」「会社への信頼度」。今後の本格的な新入社員教育プログラムに入っていくにあたり、最もといっていいほど重要な要素となることは言うまでもありません。

これまでの部分も振り返っていただき、どのような要素が新入社員の方々のやる気を引き出したのかご一考いただけましたら幸いです。

御社の新入社員教育プログラムにおいては新入社員の方々の意欲・やる気を引き出せていますでしょうか。こちらもご点検いただければと存じます。

 

ドットコム
企業における新入社員教育をはじめとした従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。

 

ドットコム
本日もありがとうございました。引き続き次回公開分も宜しくお願いいたします。

 

ドットコム
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2 件のコメント

    • yuamomo様
      いつもご覧いただき誠にありがとうございます。御社様のお力になれますよう微力ながら頑張って参りますので引き続きの応援を宜しくお願い致します。使用資料のサンプルをお渡しすることはできますので、随時お問い合わせいただけましたら幸甚でございます。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。