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#136 新入社員教育 長期定着・早期戦力化への過程。


新入社員の早期戦力化と長期の定着。必須のプロセスとは。

ここ十数年で、時代や若い方々の価値観や仕事観は変わったとはいえども、新入社員を受け入れる以上、新入社員教育を担当する以上は誰もが望む新入社員の早期戦力化と長期の定着。

冒頭のとおり、仕事観が変わったことにより長期の定着は実現できずとも、企業の評判を下げないためにも然るべき教育体系は必須。

本日はそれらを実現するために、新入社員教育の段階で不可欠となるプロセスについてお話しをしていきたいと思います。

 

 

 

戦力化と長期定着へのプロセス。新入社員教育プログラム。

いうまでもありませんが、新入社員の早期戦力化と長期定着を図るのであれば、正しい新入社員教育プログラムは必須です。

冒頭で教育体系などといいましたし、体系的などとはよくいわれますが、そんなややこしいことを考える必要はありません。

企業として、担当者として、人として正しいのかどうか・・。

新入社員を人としても会社としても正しい方向に導けるプログラムなのかどうか・・。

それは親御さまにとっては大事な存在である新入社員のためになっているのか・・。

これに尽きます。戻りますが、

☆新入社員の早期戦力化
=営業活動を筆頭とした社業への貢献

☆新入社員の長期定着
=効果的な人材育成プロセスの構築
=上記を代表とした良質な企業風土醸成
=パート・アルバイトさんの戦力化
=採用費縮減を筆頭とした各種費用的恩恵

☆自社の評判向上
=ご本人の退職後の顧客化
=ご家族の印象
=業績への寄与

企業の教育担当者に位置づけられる方々がプログラムを検討する段階においては、それが上記ありきで進められているかの確認や点検は必須です。

では、この新入社員教育プログラムのなかに盛り込むべき要素は何なのかという話です。

 

 

上図のとおりとなりますので、ここでは「何を取り上げるか・教えるか」という話は割愛させていただき、

 

A:「   ?   」
B:「   ?   」
C:「   ?   」
D:「   ?   」

 

全2回にわたり、最終的にはプログラム図の最下段にある、この「A~D」は何なのかというお話しです。

新入社員教育プログラムに必須の過程①

一言で表せば「課題付与」

必須となるのは新入社員にとって適した「課題」を与えることです。

これまでも記してきましたとおり、新入社員教育の初期段階においては以下に記す数点が圧倒的に不足していることが非常に多いです。

☆仕事そのものに取り組む姿勢

☆礼儀をはじめとした素養

☆話す・書くといった技術力

☆指導や失敗に対する解釈力

 

 

 

これらが新入社員ご本人とって必要かつ有用であるかを論理的に説明できることは最低限として、これらの克服に真摯に取り組んでいただく。

そのためには新入社員の方々にとっては「低くないハードル」を課すことが必須となるのです。

「低くないハードル」

これに対し、その克服のためにあれこれ試行錯誤をしながら、さまざまな葛藤をしつつ実際に体感をしていただく。

そうした体感を通じて新入社員にさまざまなことを実感していただくことが、早期戦力化と長期定着を図るうえでは非常に重要な「カギ」になってきます。

これはのちの記事で詳述いたします。

新入社員教育プログラムに必須の過程②

新入社員にとって克服が必須となる課題を付与する。

その次に必須となる過程は「審査」です。

☆礼儀をはじめとした素養

☆話す・書くといった技術力

☆仕事そのものに取り組む姿勢

これらのいわば「社会人としての初歩的な実力」の状態がどうなのかを客観的に見る。

これが「審査」という過程です。

新入社員教育プログラムに必須の過程③

これも「審査」に含まれる過程ですが、あえて分けることといたします。

それは「審査」の「合否の判断」です。

「審査」においては、上述の素養・技術力・姿勢を客観的に見ることと申し上げましたが、それはこれらが、

 

ドットコム
周囲の人たちから、歓迎の気持ちをもって受け入れてもらえる状態なのか

 

ドットコム
顧客に良き作用をおよぼせる状態なのか

 

ドットコム
上司や先輩など、周囲の人たちの力となり得るのか

 

 

「審査」を通じて客観的に見たうえで、これら合否というカタチで判断する。

 

 

 


合格
不合格

 

この合否が上図のところどころにある「顔マーク」。

暗記や勉強による知識の習得ではなく、これはご本人の「気のもちよう」によるところが大きいため、できるまで何回も審査をする。

新入社員期間で社会人生活が終わるワケではないので、合格できない項目については自身の今後の課題として持ち帰っていただく。

 

 

 

STOP!!

 

 

 

 

 

 

全員合格

お情け合格

 

こうしたことは一切やりません。そうする必要もありません。

不合格は不合格です。

技術の不足はもちろんのこと、熱意や情熱が伝わってこない状態に対して合格を出す・・。

その時はよいが、あとで必ず「しっぺ返し」がくる。

つまりは本人のためにも会社のためにも絶対になりません。

よくあるケースなのですが、落胆しようが、悔し泣きしようが関係ない。

足りていないのだから・・。

でも、意欲の向上を起点とした着実な進歩は実現せねばならない。

ゆえにこの過程において非常に重要となるコト。

これを実践せねばなりません。

 

それは・・

×

 

 

ドットコム
結果だけで判断しないこと

 

ドットコム
結果だけにとらわれないこと

 

 

 

つまりは・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドットコム
早期の結果を求めないこと

 

ドットコム
結果が思わしくなくとも努力や少しの進歩を認めてあげること

 

植物もそうであるように、種子の状態からいきなり花を咲かせたり、実をつけたりすることは不可能。というかあり得ません。

 

 

 

 

過酷な気候病害虫・・。

種子から花を咲かせたり実をつけるまでの過程には必ず困難障害があるものです。

新入社員も同様であり、ひとつの課題を克服する際にも同様の困難や障害があるものです。

 

 

ドットコム
先入観や思い込み

※嫌悪感・羞恥心・苦手意識等。

 

ドットコム
意欲

※自身にとっての必要性・有用性の認識。

 

 

ドットコム
指導や失敗に対する解釈

※指導はイヤなもの、失敗は恥ずかしいコトといったもの

 

 

ドットコム
やり方(手段)

※意欲があってもときに時間の浪費ということに

 

ドットコム
回数(慣れ)

※場数を踏ませるだけの時間の確保は必須

 

・・といったような、

「審査」の合格、つまりは体得への過程にはさまざまな困難や障害がある。

その困難障害を乗り越えてみずから合格を勝ち取ったという事実

合格は勝ち取れずとも、その困難や障害を乗り越えるために全力を尽くしたのだという実感

それを得ていただくことが新入社員の早期戦力化と長期の定着の入口になるのです。

貴社においてはいかがでしょうか。

 

 

 

次回記事ではこのA~Dについてのお話しさせていただきますが、読者のみなさまは何だとお考えでしょうか。

早期戦力化と長期の定着。

これはいわば、入社1年目とは思えないほどの実力を有し、社会人生活を送るうえではさまざま立ちはだかる困難や障害にもカンタンに負けない「強く逞しい新入社員」へと導くコト。

都度レビューをご紹介している我が社の新入社員も、たびたび困難や障害にぶつかっていますが、それを理由にした退職申し出をカンタンにはしてきません。

今年度の振り返り、来年度に向けての準備。

ぜひご一考いただければ幸いです。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。