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#129 新入社員教育プログラム 新入社員に必須の「技術」②-3

 


無残な新入社員のもうひとつの「技術」の状態。では何が?

最近の新入社員の方々を見ていると、その過半数においてのその状態は目を覆うばかりのもの。

目を覆うばかりの状態とは何なのか。

それを受けてどのようにして是正・改善に導いていくのか。

そのようなお話しです。

無残な状態①

誠意をはじめ、文字(文章)をもって相手に自分の気持ちを伝えるうえでの基本中の基本。

モノを書く際の姿勢です。

 

 

 

 

 

新入社員教育初期の段階で多くみられるのは以下のような状態。

椅子が机から離れている

上記ゆえに背すじが丸まっている

上記ゆえに目が用紙に近すぎる

ほおづえをつく

大股を開く

足を組む

膝を伸ばした状態で足首を組む

これはこの段階で「正しい状態」に導いてあげなければなりません。

「正しい状態」に導く。これは、

 

ドットコム
そんな姿勢で誠意が伝わりますか?

 

正論ではあるのですが、このような抽象論をもってではありません。

のちに詳述しますが、

 

ドットコム
それは「仕事」に取り組む姿勢としてどうなのでしょうか?

 

 

ドットコム
そのような姿勢をもった「仕事」ぶりは周囲にどのように映ると思いますか?

 

 

ドットコム
そのような姿勢をもっての「仕事」に期待をもってもらえるでしょうか?

 

こうした問いかけに対しての自己考察からの気づきを起点とするカタチが最も望ましいです。

レポートや報告書の作成といった新入社員教育の場や日々の実務で行う「モノを書く行為」「仕事」なのだということを教えなくてはなりません。

つまりは、過去の記事でご紹介した「仕事意識」と大きく関連するということです。

モノを書く行為

貴社では「仕事なのだ」という意識をもって取り組ませることはできていますでしょうか。

ご点検ください。

 

無残な状態②

上述のとおり「書く」という行為自体が減っているため仕方のない部分もあるのですが、ひらがな・カタカナはもちろん、漢字・アルファベットに至るまで、その本来の「カタチ」に難があるケースが非常に多いです。

約20年間をかけてついてしまった「クセ」は一朝一夕には矯正されませんので、いまいちど体に覚え込ませるのがもっとも早道です。

 

みなさま
いまさら?

 

みなさま
そんなことかよ・・

 

と思われる方もいらっしゃると思いますが、

 

 

 

◾️ひ・カ・ア

ひらがなやカタカナ、アルファベットに関しては、小学生向けの書き取りドリルでの練習が効果的です。

書店にて数百円。

強烈な危機感を抱いた我が社の新入社員のなかにおいても、研修が終わったのち、実務と平行しての自己啓発の一環として継続的に取り組む方がいらっしゃいましたが、これは効果てきめん

50回書いてもダメなら100回。

それでもダメなら150回・200回とすすめてみましょう。

本当に上手になります。

 

 

 

◾️漢

つぎに漢字。

いうまでもなくこれはひらがなやカタカナよりも複雑ですので、押さえるべきというか遵守すべきポイントを示し、実践させることが先決です。

上に示した「急募」の文字。

完ぺきではないにせよ、なかなかのハイレベルにあると思いますが、これは上述のポイントが押さえられているから。

では、このポイントとは何なのでしょうか。

この文字がなかなか上手に見える理由は6つほどあります。

 

 

もうお分かりと思いますが、

ドットコム
Ⅰ. ‘はらう’べきところがはらわれている

 

ドットコム
Ⅱ. ‘はねる’べきところがはねられている

 

ドットコム
Ⅲ. ‘とめる’べきところがとめられている

 

ドットコム
Ⅳ. 横線がほぼ同じ角度で平行に引かれている

 

ドットコム
Ⅴ. 左側の縦線がほぼ同じ角度で下ろされている

 

ドットコム
Ⅵ. 右側の縦線がほぼ同じ角度で下ろされている

 

 

 

縦横とも、各色の線はすべて同じ角度で表していますので、これらが行われていることがご実感いただけると思います。

要は、押さえるべきポイントが押さえられていないから不格好な文字に見えてしまうということ。

ただ、角度を同じくすることばかりに意識が向いてしまうと、

 

肩に力が入る

ペンを握る際の力が強くなる

筆圧が強くなる

さらに不恰好な文字になる

 

という悪循環に陥ってしまいますので、

Ⅰ.はらい

Ⅱ.はね

Ⅲ.とめ

Ⅳ.横線

Ⅴ.Ⅵ.縦線

という押さえるべきポイントの半分をまずは押さえるべくトレーニングを実施する

そうすれば、まず「超下手くそ」という状態は回避できるはずです。

肩の力を抜き、ペンは軽く持つ

これは上述の①でお話しした姿勢にも通じる部分です。

まずはそれぞれの氏名をしっかり書けるように導いてあげたほうがよいかもしれません。

ご自分の名前が・・では社会人としては困りますよね。

その他、上手に見せるワザもあるのですが、この期間ではあくまでも初歩的体得を促すことが肝要ですので、その後の進歩の度合を見てあげ、適宜の修正指示を出していけばよいと思います。

こちらに重きを置いていただきたいがゆえ、ここまででとどめます。

目に見える進歩も重要なのですが、この過程でもっとも重要なことは、

 

新入社員
これまで気にも留めてこなかったことに対しての考察

 

新入社員
現状に対する危機感と改善意欲

 

これらを促すことです。

いくら「書く技術」の必要性を説いたとしても、やはり新入社員ご本人がその必要性を心から実感しないかぎり、なかなか改善行動の原動力にはなっていきません。

そうなると、いかに教育担当者や上司がその「お手本」を示せるかが重要になってくるワケです。

新入社員にかぎらず、貴社の従業員の状況はいかがでしょうか。

ご点検いただければ幸いです。

次回記事は「無残な状態」の三つ目。

もっとも重大な状態についてのお話しをさせていただきます。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。