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#131 新入社員教育プログラム 新入社員に必須の「技術」②-5


「書く技術」の初歩的体得のためのトレーニング。その手法とは。

入社初期段階において、新入社員に初歩的な体得を促すべく「書く技術」。

その過程においての是正・改善ポイントは前回記事の三点。

「姿勢」「文字のカタチ」「語彙力」でした。

 

 

 

「話す技術」「礼儀作法」と同様に、この「書く技術」についても新入社員を初歩的体得に導くためにはやはり「トレーニング(訓練)」が必須となります。

では、どのようなトレーニング手法がもっとも効果的かつ効率的か。

短くかぎられた新入社員教育期間ですから、効果的でなくてはならないことはもちろん、効率的でなくてはなりません。

短期間でサッと仕上げる。

本日の記事はそんなお話しです。

「書く技術」の初歩的体得へ。効果的かつ効率的な手法とは。

将来の幹部候補である新入社員。

「カタチ」をはじめ「語彙力」など、必然と求められる「書く技術」

これを短い期間で劇的な改善まで導く。

そのための効果的・効率的手法は・・、

 

 

これよりも・・

 


これ!

 

つまり、講義といった座学よりも、日々の研修レポート作成のほうが効果的・効率的だということです。

まったく別のテーマをあつかった日でも、滞ることなく並行してトレーニングを実施することができます。

「書く技術」。その体得の必要性や、体得によって自身にもたらされる恩恵、キレイな「カタチ」の作り方を頭では理解できても実践できなければ意味はありません。

(頭では)理解できた・分かったという「錯覚」のなかで「仕事」の一環として研修レポートの作成を命じる。

一日の研修を通じての所感をレポートとして記していただく。

「所感」・・。

 

 

 

新入社員
今日は書く技術についての講義がありました。

 

 

新入社員
今日学んだことを日々実践していきます。

 

 

新入社員
日常のなかで書き取りから始めていこうと思います。

 

 

新入社員
キレイな文字を書けるようにしていきたいです。

 

 

ドットコム
What?

 

ドットコム
はひ?

 

 

 

出来事

聞こえのいいうわっつらの言葉

意思

願望

 

所感を記すとはこうしたことの記述に終始、こうした記述で完結させることではありません。

 

新入社員
今日の講義を受け、私は強烈な危機感をおぼえました。それは~だからです。

 

新入社員
読みやすい文字を書けるよう、まずは~だけは実行します。

 

ドットコム
ふむふむ・・。

 

CHECK!

■「所感」とは

ドットコム
①目の前であった事象を通じて何を感じたのか。

 

 

ドットコム
②そう感じた理由は何なのか。

 

 

ドットコム
③それらを通じて※具体的に何をするのか。

※具体的とはその実行の有無が第三者でもすぐにわかる状態。

 

ドットコム

 

 

ドットコム

 

 

ドットコム

 

 

 

「所感」とは、上記①~③の気づきや考察を通じて、

 

 

へと導くための、いわば「必須ツール」

では、④・⑤・⑥は何なのでしょうか。

たとえ字が上手くなくとも、至極丁寧という状態でなくとも、①・②・③が補完されていれば、仕事に臨むその真剣で誠実な姿勢が相手に伝わる可能性は出てきます。

たとえ字が上手くとも、至極丁寧な状態であってもこれらが補完されていなければそれは相手には伝わらない。

「書く」ことの本質。

それは「見せる」だけでなく「伝える」こと。

つまり、「書く技術」にはこうした「論法(技術)」が含まれているということです。

 

 

 

 

 

この場合は研修レポートですが、謝罪文を「書く」際も同じです。

 

ドットコム
①謝罪の旨

 

 

ドットコム
②そうなった理由

 

 

ドットコム
③具体的対策・再発防止策

 

 

ドットコム
④相手に対する具体的対応

 

 

ドットコム

 

 

ドットコム
⑥許していただける

 

後日ご紹介しますが、私はこれでお客様の心を動かせたことがあります。

「書く」ことを通じて導く‘到達点’。

話を戻しますが、新入社員の「書く技術」に含まれる「所感」の記述。

④・⑤・⑥と先述したその到達点は何なのでしょうか。

 

ドットコム
①目の前の事象から何を感じたのか。

 

 

ドットコム
②そう感じた理由

 

 

ドットコム
③それを通じて※具体的に何をするのか。

※第三者にもその実施有無がすぐに分かる状態

 

それは・・、

 

ドットコム
④有言実行

 

 

ドットコム
⑤是正・改善・進歩

 

 

ドットコム
⑥新入社員自らで感じる成長実感

 

だということです。

 

新入社員
適当に書いとけば・・

 

新入社員
本当はそんなこと思ってないけど・・

 

こうした気持ち「書く」では・・

そして私たち教育担当者が、

 

教育担当者
なるほどな・・

 

教育担当者
まぁいいんじゃない?

 

 

 

 

 

「ザル」のごとくスルーしてしまっては・・

 

新入社員
短期間でこんなに上手くなった!

 

新入社員
やればできるのだ!

 

新入社員教育における「肝」ともいえる、新入社員みずからの「成長実感」への到達は困難となります。

もうお気づきの方もいらっしゃると思います。

 

「書かれていること」
「その実行の状態」

 

これらを「厳しい目」でチェックすることが新入社員教育担当者には求められるのです。

ここまでのプロセスを踏めば、強い指導すら容易になります。

これですみますから。

 

 

 

 

 

 

ドットコム
言ったことはやりましょうよ!

 

ドットコム
昨日書いたことは何だったのでしょうか?

 

ドットコム
書くことは誰にでもできますよ?

 

ドットコム
ちょっと信用できかねますね・・

 

新入社員にとっては耳の痛いことですが、納得感がちがいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「薄っぺらい言葉」
「その場しのぎ」

「有言不実行」
「約束不履行」

 

‘口だけ番長’

 

そんなつもりがないのは百も承知。

技術が乏しいのだから仕方がない。

新入社員の方々には大変失礼ですが、斜に構えている方もやはりいらっしゃいます。

 

新入社員
悪く見られたくない・・

 

新入社員
良い印象を・・

 

こうした「余計なコト」をどうしても考えてしまいがち。

私もそうでしたが、こういう方も多いです。

演じることはいくらでもできてしまう。

ゆえに、新入社員教育を通じての効果創出には、そのプログラムにおける随所において常に下記のプロセスを経る必要があるのです。

 

「出来事(研修内容)」

「思ったこと・感じたこと」

「その理由」

「有言実行」

「是正・改善・進歩」

「成長実感」

 

「成長させることができた」などという新入社員教育担当者がいたとすれば、それは単なる自己満足。

「成長実感」は新入社員本人にしかわからないコト。

貴社の教育プログラムにおいてはいかがでしょうか。

ご点検いただければ幸いです。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。