■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#101 新入社員研修 痛ましい事件報道と反応について。


新入社員の痛ましい報道。
感じざるを得ぬ強烈な違和感。

世間はお盆休みということもあり、しばらくのあいだ更新をお休みしておりましたが、去る8月8日に痛ましいショッキングな報道が大々的になされたのは記憶に新しいことと思います。

新入社員教育をメインであつかうメディアを運営している私にとっては非常にショッキングな報道。

ある大手製薬会社における新入社員についての痛ましい報道

私も子をもつ身ですから、訴えを起こした親御さまのやるせないお気持ちを思うと胸が締めつけられる思いがします。

私がその状況に置かれたら同じことをすると思います。

また、同時にこれまで研修を通じて数百人の新入社員とともに仕事をさせていただいてきたがゆえ、過去を振り返ってみると思うところもたくさんありました。

あのような痛ましい報道。

当然ながら看過できるようなことではありません。

しかしながら、さまざまな報道や各所での反応を目にするなかで強烈な違和感を感じましたので、臨時的に記事とした次第です。

あくまでも私見ですので、ご了承いただける方のみ、

◆あのような内容を容認しているわけでない

◆再発防止を心から願っての・・

◆あるべき新入社員教育についての考察を・・

という主旨での記事であることをご理解のうえ、先に進んでいただければ幸いです。

 

あの痛ましい事件の理由。
惑わされてはいけないこと。

あのような痛ましい事件はなぜ起こったのか?報道やインターネットの情報にしか触れられない以上、その真実は分かりません。

製薬会社・研修を請け負った企業。

事実として労災認定がなされているわけですから、問題があったことは間違いないと思います。

これは次回記事にて詳述します。

しかしながら、報道を目にする側からはその真実は分からないなかにおいて、SNSや当該ニュースに対する各種反応が「一人歩き」をする。

「一人歩き」とは、以下のようなコメントばかりがクローズアップされ、「あること」にはまったく目が向けられないこと。

読まれた方も多いと思いますが、このようなコメント・文言が出ていました。

 

報道
軍隊みたいなことをさせる研修だなと感じました

 

報道
いつも大きな声を出す必要が・・

 

報道
機敏な動きを要求される

 

報道
指導員が優しくない

 

報道
指導員は終始きつい口調。大きな声で命令口調

 

報道
「バカヤロー」といった発言も多少は・・

 

報道
最終的には感極まって涙を流す受講者も出るような・・

 

報道
研修会場はある種異様な空間・・

 

報道
個人的にはもう受けたくない・・

 

報道
途中で体調不良者が出ることも・・

 

インターネットやテレビで見聞きしたものですから、真偽のほどは定かではありませんが、こうしたことが情報として流れているのは事実。

こうした目に入りやすい位置にある情報を目にした人たちはどう思うのかということ。

たとえば「ある種異様な」とありますが、これはこの発言をした方の主観によるもの。

「異様だ」と捉えるか、「研修だから・・」と捉えるかは人それぞれ。

でもこれを見て「異様なんだ・・」と感じてしまう人も多いはず。

「体調不良者」とありますが、研修との因果関係は不明。

適正な環境下でも体調不良者は出ることはある。

そして極めつけは個人的には受けたくない・・」という記述。

まさに個人の主観ですよね・・。

私はその場にいたわけではありませんので、それを私がどう捉えるかは当然わかりません。

ゆえにこうしたことがあたかも研修との因果関係があったかのように記されることは甚だ疑問です。

上記に加えてもう一点。

客観的に見ていて率直に不思議なのはこのようなこと。

 

ドットコム
なぜポジティブな情報が目につくところにないの・・?

 

ドットコム
たしかにこうした声もあったのだろうが、どれくらいの割合を占める見解なの?

 

まったく目を向けられない「あること」・・。

冷静に考えれば分かるはずなのですが、研修を請け負った企業は、この大手製薬会社をはじめとしたさまざまな企業が委託しているほどの企業。

報道に出ているような要素しかない、そうした要素ばかりの研修を提供している会社がこれだけ多くの企業から研修を受託し、経営を成り立たすことができるのでしょうか。

そして、この企業に研修を委託している企業が悪名高き企業だというような印象を与えかねない報道。

あのような事件は確かに問題。

当然発生しないのが望ましい。

そのネガティブな部分だけを鵜呑みにし、研修自体のネーミングに疑問を呈したり、自殺した新入社員が受講した研修を担当したかどうかも分からない講師の名前を出したり・・

擁護とまではいいませんが、

この企業の研修に対しての肯定的なコメントを採ろうとしないのか、掲載しようとしないのか・・。

なぜこの企業の研修の良いところや多くの企業から支持されてきた理由は言及されないのか・・。

新入社員が亡くなったというゆゆしき事態であるがゆえに仕方のないことなのですが、どうも理解に苦しみますし、ここが惑わされてはいけないところだと思うのです。

良いものを提供している企業がこうした歪んだ報道につぶされないことを切に願うばかりです。

報道に出たからといって「あの企業の研修は・・」とはならないことを切に願うばかりです。

良いものを持ち、提供している企業は残り続けなくてはなりません。

その研修が合わなかった人がいる反面、その研修に助けられた人もいるはず。

人間関係と同様に、人と人とのやり取りである以上、万人(圧倒的大多数)にマッチする研修などはありえません。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし!

「問題」と見られる部分も多くあります。

これまでの記事でも記してきましたが、性格や価値観や仕事観や人生観は人それぞれである以上、万人にポジティブな印象を与える研修を提供することなど、そもそもが「無理」なこと。

研修をやれば、否定的・批判的な人も必ず出る。

それを「悪」としたり「異端」としたり、講師なり教育担当者の主観にあてはめようとするからおかしくなるわけであり、そうした不可避かつ当然である「無理」があるなかにおいて、それを極力「可能」に近づけるための要素はあったのかということ。

「疑問」を感じる内容も、上記関係者?からのコメントにあります。

何が「問題」「疑問」なのか?

これは次回記事で触れてまいります。

痛ましい事件。

過去には不当な時間外労働を理由とした悲しい事案もありました。

これらの報道を受け、皆さまは何をお感じになられましたか?

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。