■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#141 新入社員教育 新入社員に必須の「思考法」②


 

 

 

何でこんなことやんなきゃなんないのよ・・
いちいちうっせぇな・・

こんな新入社員になったらもう最悪・・。

でもこういう新入社員は少なくないのが実態。こうならないための必須要素とは?

 

 


「私はダメなんだ・・」
「毎日が同じことの繰り返し・・。」
「向いてない・・。辞めたい・・。」

 

こういうケースもありますよね。

 

こうならないためにどうするか?

 

本日はこのようなお話です。

 

新入社員に必須の「思考」。具体的にどのようなこと?

新入社員教育プログラムにおける6本目の柱である「思考」

これは、新入社員教育そのもののの効果創出はもちろん、新入社員が実務の場に赴いたのちに結果を出し、モチベーションを保ち、長期定着には必須の要素。

では、どのようなものがあるのでしょうか。

まずは「基本中の基本」

というか「根本中の根本」のお話しから。

本日は下図でいうにあたるテーマをご紹介します。

そして、これらは「一つの独立した新しいテーマ」としてではなく、礼儀の体得や技術の習得、日常の指導のなかにおいて並行して理解を促すものとなります。

では、参ります。

 

 

 

新入社員に必須の思考(法)①

結論から申し上げると、これは「目的意識」

つまりは命じられた仕事や受けた指導が何であれ、

 

新入社員
その意義目的は何なのか・・

 

これをつねに考えるクセづけを入社初期の段階から行うことが極めて重要となるということ。

新入社員教育プログラム、もっといえば新入社員研修は教える側にいる私たちと、教わる側にいる新入社員双方にとっては仕事なワケであり、その過程にはさまざまな要素が介在します。

さまざまな要素とは、下記のようなこと。

■取り扱う題材・テーマ
=各企業が体得・習得を必須と考えているもの。
=テクニカルとなる実務的要素。

■社会人としての必須事項体得
=礼儀作法や話す・書く技術

■日常における指導
=備品や設備の使い方等のマナーなど

たとえば、下記はほんの一部ですが、わが社においては順守するべき「研修ルール」として細かなことまで下記のようなことを定めます。

 

ドットコム
腕組み・足組み

 

ドットコム
食事中のマナー違反

※口にモノを含んでの物言いや楊枝の使いかたなど

 

ドットコム
講義中のあくび・居眠り

※顔を洗いに行くなど、自身の判断での退出は可。

 

ドットコム
ポケットに手を入れること

 

ドットコム
イスの出しっぱなし

※イスの背面がテーブルの端につくまで戻すこと

 

これら「研修ルール」でいえば、記載の内容に抵触すれば、教える側の「率先垂範」を前提に、その程度や回数などの状況により、

 

「促す」

「注意指摘する」

「叱る」

「怒る」

「罰を与える」

 

までのいずれかの指導対象となるワケですが・・、

RE-CHECK!

ドットコム
指導についてはこちら

 

ドットコム
イスが戻ってないですよー

 

 

ドットコム
イスを戻せ!もう3度目だぞ!何回も言わせるな!

 

 

ドットコム
(居眠り2回目)退出してください。

 

その指導を行った際には必ずこうなります。

 

新入社員
うるさいな・・

 

新入社員
チッ・・

 

新入社員
いいじゃないか。これくらい・・

 

目つきや態度に出るので、納得していないことが一瞬でわかりますよね。

ここで必要なのが「意義目的」です。

つまりはこのようなこと。

なぜこのようなルールを定めるのか

なぜ未実施が指導の対象となるのか

 

これらをこちらから一から十まで教えるのではなく、自分なりに考えさせること。

自分なりに考える機会と時間を与えること。

これが非常に重要になります。

たとえば、イスを戻さねばならないというルール。

皆さまはどのように伝えますか。

私たちはこのように伝えます。

 

 

 

ドットコム
なぜこうしたルールを定め、必要に応じて指導をしていると思いますか。

 

新入社員
・・・。

※考えさせ、各自の考えるところを述べてもらうのがベスト。

 

 

 

 


はじめは15-30分くらいは必要です

 

 

ドットコム
皆さんは社員。将来幹部を担う人もいる。

 

 

ドットコム
幹部ともなれば、取引先やステークホルダーの方々との打ち合わせや会食などという機会もある。

 

 

ドットコム
そうした際にイスが出しっぱなしという状態は相手にどう映るか。

 

 

新入社員
・・・。

※各自が出した答えこそが正解。

 

ドットコム
そのとおり。だからそのようなルールを定めているのです。

 

ドットコム
誰のためのルールと指導なのでしょうか?

 

新入社員
自分たちのためです!

 

ドットコム
そのとおり!だから、同じようなことがあったらまた指導しますよ?

 

新入社員
はい!

 

このような流れ。

この思考(法)が絶対的に必要なそのワケ。

上のケースは誇張しているワケでもなんでもなく、必ずこうなるのだと断言できてしまいます。

なぜならば、この新入社員教育プログラムももちろん、実務での仕事をする理由も大半は自分のためだから。

これこそが、そのルールが定められ、指導が行われることの「意義目的」となるワケです。

これが仕事や指導の意義目的を自分なりに考えて結論づけさせることが絶対的に必要となる理由です。

 

 

もうひとつ例を挙げれば、社会人としては必須の技術のひとつを「人前で話す技術」として、スピーチの訓練・審査を厳しい基準で実施します。

この際も同様です。簡潔に記しますが、

 

「苦手な気持ちは分かる」

「どうしてスピーチを課題として課している・・?」

「日常の意見提案、ミーティングや会議での発表」

「将来、部下を説得・・、部下はじめ大勢の人の前で・・」

「披露宴での祝辞を頼まれる場合もある」

「お客さまにプレゼンテーションという機会・・」

「社会人として話す技術は遅かれ早かれ体得を・・」

「どうせ体得するなら早いうちのほうが・・?」

「現在・・。これらを滞りなく遂行できる状態・・?」

「誰のため、何のための訓練・審査・・?」

「全力でバックアップするからやりませんか?」

このような流れで最初は促します。

新たな課題を与えた際も、クセづけがされていないことに加え、難易度が高いがゆえに「何でこんなことを・・」となりますが、毎回時間を割くワケにもいきませんので、

 

「なんでだと思いますか」

「それは自分で考えて」

 

でよいと思います。

新入社員とはいえ子どもではありませんし、会社は学校ではありません。

「やりたくなければやらなくて結構」

ときにはこうしたことも必要です。

陥りやすい罠(禁忌事項)

例を二つ挙げましたが、この目的意識(意義と目的)に関するクセづけは、すべての仕事や指導にあてはまるといっても過言ではありません。

なぜならば、目的なき仕事(作業)はないはずですし、意義なきルールはないからです。

研修でいえば、さして意味をなさない(新入社員のためにならない)ルールがあるのであれば、それは改訂すべきです。

日常の実務において、新人スタッフに作業を教える。

こうした際にもその意義・目的を考えさせることは必須です。

単に教えるだけではダメです。

教えるのであれば、自分で考えさせたのちにご本人が見落としており、かつ必須の部分を補ってあげる程度。

それをやるかやらないかで育成結果には天と地ほどの差が出ます。

本日の最後になりますが、新入社員教育プログラムしかり、初期教育において「陥りやすい罠」についてのお話です。

これだけは絶対にNGです。

「ルールだから」

「ずっとやってきていることだから」

「私もそう習ったから」

 

こう言って、入社間もない人をねじ伏せるのはカンタンなこと。

そりゃ異を唱えませんよ。

仕事や指導の意義目的を説くのは非常に骨の折れることです。

疑問や猜疑心を抱えている方を前にしての説明や促しは非常にストレスを感じるものです。

でも、ここで本当に必要なことを億劫に思って省いてしまうのは人材育成には非常に危険です。

明確な目的意識を基幹とした納得感なくして、エネルギーは出ません。

意欲は出ません。

新入社員教育プログラムを筆頭とした新人教育には、その意義目的を自分なりに考え、結論出しをする時間が必要不可欠なのです。

貴社ではこうしたに陥ってしまっているということはありませんでしょうか。

実務に携わることがすでにメインとなっている今年度の新入社員の方々が目的意識を失ってしまっているということはありませんでしょうか。

目的なく単に惰性で仕事をしているなどという状況はありませんでしょうか。

 

 

意義目的を見出したうえで、毎日の役割遂行に臨んでおられますでしょうか。

ぜひご点検いただければ幸いです。

 

ドットコム
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新入社員教育.comでした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。