ビジネス感受性はどう醸成されていくのでしょうか?
本日の記事も前回記事に引き続き、ビジネス感受性が醸成されていくプロセスを新入社員の実際のレビューをもとにご紹介して参ります。
前回記事ももちろんですが、非常に重要なキーワードも含まれております。
そのあたりも意識なされたうえで読み進めていただければ幸いです。



朝食について(5日目レポートより)
「朝は苦手・・」「これは嫌い・・」。
こうした自分視点から生み出される身勝手極まりない行動に対する私からの指導に対して、新入社員の面々は何を思うのでしょうか。
では、原文のまま参ります。

■食事について
「毎回ホテルで出されるこの食事は当たり前のことなのか」
今日、訓練でこんな話が出ました。
もちろん当たり前のことではありません。そう頭ではわかっているはずなのに、私は食事のときに苦手なものを残していました。頭の中では感謝しているのに、行動に移せていませんでした。
ホテルの方々が毎朝時間をかけて作ってくださり、運んでくださって用意してくださる。そんなありがたいことをたくさんしてもらっているのに、私の軽率な行動が料理を作ってくださっている方、料理を運んでくださっている方の気持ちを踏みにじった。
そう考えたら涙が出そうになりました。
もっともっと人のことを考えた行動をとれるようになるため、まず苦手な食べ物の克服をしようと決意しました。
このようなことについて考え、気づくための時間をくださったドットコムさんに感謝しています。日々成長していけるよう精一杯力のかぎり訓練に取り組んでいきます。
いかがでしょうか。
「嫌い」「苦手」といった自分視点だけの考え方だけで、料理を作る・運ぶ人の側に立っての視点がなかった・・。
それだけにとどまらず、それがどのような行為だったのかに気づくさまがリアルに感じ取れるのではないでしょうか。
ビジネス感受性から生み出されるもの。
もっといえば、ビジネス感受性がなければ絶対に生まれないもの。
もうお気づきの方もいらっしゃると思います。
上司・先輩という権威を振りかざし、正論や「べき論」のもと無理やりやらせるのはカンタンです。
しかし、それでは自主的な気づきや納得感をもっての改善行動は絶対にうまれません。
貴社での教育活動はいかがでしょうか。
ご点検いただけましたら幸いです。
新入社員教育.comでした。
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