■新入社員教育.comの「思い」と「志」

#100 新入社員教育プログラム 是正と改善に必須の「指導」④


改善促進の6要件(6段階)。
指導を成立させるために必須のコト。

新入社員教育プログラムはじめ、企業が提供するさまざまな教育機会。

そして、実務の場においても従業員の成長を実現し、サービス力の向上を起点とした業績向上に貢献するうえでは絶対に不可欠な指導力ある指導者の存在。

 

 

 

 

指導力ある教育担当者の存在なくして新入社員教育プログラムへの「心からの満足感」はありえません。

心からの満足感なくして新入社員の意欲向上と各種素養やスキルの体得もありえません。

新入社員の成長なくして人が育つ社風や風土も作られません。

指導力の有無を論ずる前に必須である、指導に対する理解。

「改善促進の6要件(6段階)」

前回の記事では是正・改善を目的とした指導についての第1段階第2段階までのお話しをさせていただきました。

本日の記事ではその第3段階からお話しして参ります。

 

 

 

改善促進の6要件(6段階)。
その第3段階。

第1段階は「?」
第2段階は「促す(促し)」

入社したばかりで知識も経験も乏しい。

礼儀をはじめとした各種素養にも難あり。

当然指導されることが最も多い時期でもある。

時代背景や部活動の経験等の個人差もありますが、慣れていないがゆえ「指導アレルギー」が強い方も少なくない・・。

そんな新入社員に対してだからこそ活きてくる要件(手段)、すなわち「促し(促す)」についてお話しをいたしました。

「指導=改善促進」の6要件(6段階)をうまく使い分ける。

被指導側の納得感を引き出し改善を実現するためには必須の5ワード

①回数 ②程度 ③重大性  

④状況 ⑤自覚度 

本日お伝えするこの第3段階は、

 

ドットコム
「促す(促し)」という手段でも是正・改善がなされなかった場合

 

ドットコム
回数も多い、程度も重大性もよろしくない、状況も自覚度も思わしくない

 

ドットコム
つまりは「促す(促し)」などという手段を使っている場合ではない

 

こうした際に用いる手段であるとご認識いただければと存じます。

これは「第3→第4」「第4→第5」においても同様です。

では第3段階です。

 

•パターンⅠ(繰り返し)

新入社員教育等において必須となる改善促進の6段階第3段階以降は2つのパターンに分かれてきます。

その1パターン目は以前指導した(促した)内容が是正されずに繰り返して行われた場合です。

第2段階「促し(促す)」は非常にマイルドな指導であるがゆえに、よくあるケースなのですが、これを経ているのといないのでは納得感がまったく異なります。

これは第4段階・第5段階ではもっとご実感いただけるはずです。

 

 

 

上司
Ⅲ. また爪が・・。

 

新入社員
あっ!すいません!ついうっかり・・。

 

上司
Ⅲ. この前も・・(略)。素直じゃない・実は聞いていないのかと思われてしまいますよ

 

上司
Ⅲ. 今後同様のことがあったときに注意してもらえなくなってしまいますよ

 

事実のみを伝える第2段階「促し」に加えて、何かを伝えていることがお分かりかと思います。

 

 

•パターンⅡ(程度・状況・自覚度)

新入社員教育をはじめとした教育機会や日々の実務において必須となる改善実現の6要件(6段階)

2パターン目は初回であろうが「促し」で済ませられるような事象ではない場合です。

 

 

 

 

 

上司
Ⅲ. 見た目・清潔感に問題ある旨。お客さまに商品をお渡しするときにケガをさせる可能性がある旨。

 

上司
Ⅲ. そんな状態だとお客さまの前には出しづらい旨。ゆくゆく後輩の指導は任せられない旨

 

新入社員
・・・。(瞬間的に見える表情・態度)

 

新入社員
・・・。(諸々の主張や反発)

 

ドットコム
こうなったときは、第4・第5・第6段階のいずれかに切り替えねばなりません

 

つまりはこの第3段階

これも立派な指導です。

その名も、

 

 

ドットコム
Ⅲ. 注意指摘する

 

これは是正・改善が必要な、

 

ドットコム
Ⅲ. 眼前の事実に加え、本人にとってのマイナス’を伝えること

‘マイナス’とは本人にとってのいわば‘デメリット’

①回数  ②程度 ③重大性  

④状況  ⑤自覚度 

によっては第2段階(促し)を飛ばして第3段階(注意指摘)からの指導をしなくてはならないことも往々にしてあります。

 

 

新入社員の段階ではよくあるのですが、初回の遅刻となると本人の自覚(反省)の度合も強いがゆえ、遅れた事実はもちろんですが、

 

ドットコム
Ⅲ. 遅れることが分かった時点で連絡を入れないと皆が心配する旨

 

ドットコム
Ⅲ. 自身の信用を落としかねないため、初回でとどめるべく努めてもらいたい旨。

 

 

 

 

 

 

 

ドットコム
Ⅲ. 遅刻回避を優先するがあまり、身だしなみ不十分では本末転倒である旨。

 

 

 

 

 

ドットコム
Ⅲ. 遅刻回避を優先するがあまり、事故を起こしては本末転倒である旨。

※急ぎすぎて余裕がないときに起こしてしまうもの。

時間にして2・3分程度でしょうか。

これでも自省と改善は十分に促せます。

 

上司
遅刻=悪

 

上司
遅刻=気の緩み

 

これは確かにごもっともですが、これにばかり固執してしまうと・・

 

 

 

 

クドクドクドクドクドクド・・

 

 

 

必要以上に長時間にわたる「お説教」。

ときに1時間以上・・などということも。

これは双方にとっては何の生産性もない時間。

3回目・4回目10回目・・・。

5分・30分1時間3時間・・・。

通常勤務・対上席対お客さま・・。

 

みなさま
程度や重大性が重くなれば重くなるほど仕方ないのでは?

 

との声も聞こえてきそうですが、何時間にもおよぶ長時間の指導などしなくとも、自省と改善は十分実現できます。

このあたりも第4段階以降のご紹介を通じてご実感いただけるかと存じます。


たしかに身だしなみ不備や遅刻はよくないこと。

そもそも論ですが、新入社員たったひとりの数分・数時間の遅刻。

お客さまのご迷惑はどれくらいなのか・・

売上毀損はどれくらいなのか・・

組織の士気低下はどれくらいなのか・・

結論、大したハナシではありません。

前回の記事で「よくあるハナシ」とお伝えしました、

 

講義中の居眠り

 

ハッキリ申し上げて、お客さまのいない教育機会の場においての数名の居眠りなど取るに足らない小さなコト。

それによる低評価。習得の遅れ・・。

そんなものは本人の自己責任。

にもかかわらず、かつ経済的な損失を被るワケでもなんでもないのに腹が立つ・・。

 

教育担当者
なんで聞いてくれないんだ(苛)・・

 

教育担当者
こんなに頑張っているのに(虚)・・

 

 

過去の私がそうでしたが、それは話している自分が不快なだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような微細な事象ごときで・・

•新入社員の意欲を著しく落とす・・

•自身の健康に悪影響をおよぼす・・

•挙句の果て、双方の関係性を悪化させる・・

ようなことをわざわざする理由など微塵もないのです。

端的にその事実と本人にとってのマイナス(デメリット)を伝えればよいだけ。

居眠り・・

初回であれば、どのような指導が望ましいと思われますか?

2回・3回と続くようであればどのような指導が望ましいと思われますか?

 

みなさま
いやいやいやいや!仕事中の居眠りは微細なコトではないでしょー。

 

みなさま
同意。つまみ出すのみ!

 

育ってきた環境も価値観も許容範囲もそれぞれですから、こうした認識も当然です。

私が100%正しいワケもありませんし、誰が間違っているワケでもありません。

つまりは、

 

ドットコム
「居眠り=つまみ出す」のも大いに結構なのですが、この「第2段階・第3段階」という「ワン・ツークッション」があれば「指導として」成立しやすくなりませんか?

 

ということ。

 

 

 

 

 

 

 

不適切ですが、過去私は何度も「つまみ出した」ことがあります。
※いまは絶対にやりません。

これは第4段階・第5段階をお伝えする前の大いなるヒントともなります。


身だしなみの不備や遅刻。

これらは本人も自覚しやすいがゆえ、指導対象としては比較的カンタンな部類に入ります。

それは御社の存続や眼前の業績に対してどれくらいの弊害とお考えですか?

御社ではどのような指導が行われていますか?

ご点検いただければ幸いです。

 

ドットコム
企業における新入社員教育の成功を通じて従業員の育成力向上と定着率アップを実現し、業績の向上を通じて社会に貢献する! 

新入社員教育.comでした。

 

ドットコム
本日もありがとうございました。引き続き次号も宜しくお願い致します。

 

ドットコム
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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。