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#107 新入社員教育プログラム 拡散と伸長に必須の「指導」①


新入社員教育。「指導」の目的は「悪しきコト」の是正・改善だけではありません。

これまで長きに渡りお話しして参りました「改善促進の6要素」

改善というくらいですから、当然その指導の対象となるのはその方の「悪しき行動」「悪しき部分」

新入社員教育をはじめとした各種の教育機会においてよく見られる対象者の「悪しき部分」

指導者である担当者の主な役割はその「悪しき行動」「悪しき部分の是正と捉えがちですが、それだけではありません。

その「良き行動」を広めること、そしてその「良き部分」を伸ばすことも指導者の重要な役割のひとつであるという認識は必須です。

 

 

 

すでにそれなりの性能あるクルマにチューニングを施し、さらに性能を高めるというイメージでしょうか。
すでにそれなりのモノを備えている新入社員に正しい指導を施し、その素養や感受性をさらに高める

6要素と同様に重要な「プラスアルファ」とご認識いただければと思います。

 

 

+

 

良きコトの拡散・伸長。
特に関係の深い「指導」とは。

新入社員をはじめとしたさまざまな方への正しい指導をするにあたり、絶対に持ち合わせておかなくてはならない「チカラ」

本日の記事の内容は実は以前の記事でもお伝えしているのですが、まずは「観察力」

観察だけでなく伝達も必須です。

相手の行動をて大切なコトをする。

したことを的確に相手にえる。

 


自主的に清掃を・・

 

 

 

 

自分の体調を気づかってくれ座席を・・

 

 

 

 

指導されたことをすぐに改めてきた・・

 

その人なりの厚意意図のもとで良き行動をしている人がいるのに・・

それを観ないようでは・・

その厚意意図察せられないようでは・・

そしてその気持ちを伝えられないようでは・・

そのよき行動は途絶えてしまうということ。

行った側は良きも悪しきも伝えられないワケですから、分からないのは当然です。

 

新入社員
良かれと思ってやったけど何も言われなかったな・・

 

新入社員
ご指導いただいたことをすぐに直したのだけど、気づかなかったのかな・・

 

良いのか悪いのかも認識できない状態では継続はなされません。

これは子どもの教育においても非常に重要なコト。

子どもの良き行動は伝えないと良き旨が認識してもらえません。

つまり「プラスアルファ」であるこの指導は、

 

 

 

 

ドットコム
(+α) ホメる

 

ホメられて嫌な気持ちになる人はいない・・。

ホメられれば、その行動が良い行動なのだと確信することができる・・。

繰り返される。

周囲に拡散される。
=周囲がマネをする。

ゆえにこの「指導」は非常に重要なのですが、

「正しい指導=正しいホメ方」

を知らずに、ホメたつもりになっている方がほとんどであるのが実情です。

余談ですが、

リーダー対象の研修や指導力向上を主眼としたセミナーを受講されたあと、こうしたコトを言う方を多く見てきました。

 

 

管理職
 1日1回は必ず部下をホメます!

 

これは100%途中で挫折します。

なぜならば、

「正しい指導=正しいホメ方」

「ホメることの本質的な目的」

を知っていればこのような発言はあり得ないからです。

このあたりは後述いたします。

ここではまず「観察力」「伝達力」との関連性をご確認いただければと存じます。

過去ご登場いただいた「Oさん」がおっしゃっていましたが、「学ぶ」の語源は「マネぶ」だそうです。

良きコトの拡散・伸長のための「指導」。陥りやすい勘違いと錯覚。

新入社員教育をはじめとする部下教育を行ううえでは必須となる「ホメる」力。

良き行動を「ホメる」

その行動をした方の意欲の向上とその行動の継続を実現する。

そして、その行動を真似してもらうことによる拡散を図り、企業文化のひとつとして定着させていくためには「正しいホメ方」を知っておく必要があります。

まずは「ホメる」側が陥りやすい勘違いおよび、その結果生じる「ホメられる」側の錯覚についてのお話しからなのですが、これは実は以前の記事でもご紹介しております。

その前にまずはそもそも「ホメる」とはなんなのかを押さえていただきたいと思います。

 

「ホメる」とは?

ドットコム
①その人の「良き行動」「良き部分」を的確に伝えること。

 

ドットコム
②そうしたいわば「長所」を認識させるための手段

 

ドットコム
③すでに高いレベルにある「感受性」を認め、さらに伸ばすための手段。

 

ドットコム
★結果としてその「良き行動」が「良きコト」と確信・認識され、継続・拡散されること。

 

その観点で何がマズのかをご一考いただければと思います。

以下はよくあるケースです。

 

 

 


お客様の上着

 

 

 

 

 

 


袖口が床に・・

 

 

 

 

 

あっ!

 

 

 

 

さりげなく直していた・・

 

こうした「良き行動」を目にしたときにどうするか・・

マズいケース。

 

 

 

店長
・・・。(気づくも何も伝えない)

※店長(上司)も担う業務がありますので、気づかなかった場合は仕方がありません。

 

店長
②さっきはすばらしかったぞ!

 

新入社員
ありがとうございます!

 

 

 

 

店長
ありがとな!

 

新入社員
とんでもありません!

 

では、何がマズいか・・。

 

 

ドットコム
①良き行動に気づくも伝達しないケース

 

⇒上司にホメようという気がないため、せっかく本人がよかれと思った行動をとっても、何も伝えられないがゆえにじきにやらなくなってしまうことも。

 

ドットコム
②ホメているつもりが「感想」の伝達になっているケース

 

⇒ホメたつもりなのだが、伝達内容が伝える側の感想であるがゆえ、伝えられる側はその場ではいい気分にはなるが、その行動がどう良かったのかは実は認識できていない。

 

ドットコム
③ホメているつもりが「謝意」の伝達になっているケース

 

⇒ホメたつもりなのだが、伝達内容が伝える側の感謝であるがゆえ、伝えられる側はその場ではいい気分にはなるが、その行動の何が良かったのかは実は認識できていない。


特には注意すべき勘違いと錯覚です。

ちなみに先ほどの、

管理職
 1日1回は必ず部下をホメます!

 

こう言ってしまうと、で終始してしまいがちです。

なぜならば、さほど考える必要もないごくカンタンなことだからです。

床についたお客様の袖口。

清掃状態が思わしくないフロア。

同じ状況を目にしても、それをどのように感じどう行動するかは人によって差がある。

ときに、類まれなその「感受性」感動すらおぼえてしまうほどのその「良き行動」

こうしたことを時機を逸することなく認め・称え、それをその企業・拠点においての一つの文化として定着させていく。

ご来店いただいたお客様への感謝を起点とした床についたお客様の袖口を問題視するというその感受性

その感受性をもとにしたお客様のことを慮った行動

これをその人の良き部分として認め、それをその人にまずは的確に伝える

それにより、その行動はその拠点の文化の一つとして定着・拡散していくのです。

 

店長
なぜ気づかない?

 

店長
お客様のことを考えなさい!

 

店長
自主的に掃除をやりなさい!

 

これは確かに正論かもしれませんが、こんなことを言ってもそれは「やらされ感」でしかありません。

「文化」としては定着しません。

「ホメる」という重要な指導のひとつ。

貴社ではいかがでしょうか。

 

ドットコム
「ホメる」にあたって注意すべきこと。

 

ドットコム
「ホメる」のあるべき。

 

次回記事ではこのあたりをご紹介して参ります。

お時間ある際にこちらも再確認いただけければ幸いです。

 

拡散・伸長に必須の‘観察力’

 

ドットコム
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新入社員教育.comでした。

 

ドットコム
本日もありがとうございました。引き続き次号も宜しくお願い致します。

 

ドットコム
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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。