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#99 新入社員教育プログラム 是正と改善に必須の「指導」③


新入社員教育プログラム。
指導について。前回記事のおさらいです。

新入社員教育プログラムをはじめとした各種教育機会や日々の実務において本当はやりたくもない指導を行う目的は対象者に見られる「不足点」「問題点」を伝え、是正と改善を実現すること。

是正と改善に必要なのは指導対象者の心からの納得感

納得感に必要なのは指導者の指導力

 

 

「指導」・・。

もっといえば「正しい指導」とは「改善促進の6要件」の総称。

「正しい指導」とするためには、下記5つのワードに則ってさまざまな状況・状態を客観的に把握し、この各種要件をうまく使い分ける必要がある。

 

 

 

 

その「指導」「正しいもの」にするためには押さえなくてはならない5つのワード

 

①回数 

②程度 

③重大性 

④状況 

⑤自覚度

 

 

①回数 ②程度 ③重大性 ④状況 ⑤自覚度

 

前回の記事では「遅刻」を例に挙げましたが、これひとつとっても状況はさまざま。

たとえばですが、

 

◆パターンⅠ

新入社員
①3回目 ②30分 ③通常出勤時 ④事前連絡あり ⑤反省の色ありあり

 

◆パターンⅡ

新入社員
①1回目 ②3分 ③顧客訪問時 ④事前連絡なし ⑤言い訳・他責終始

 

たしかに遅刻はよくない・・

 

 

 

 

 

 


も同じ指導をするのか・・
「心から納得→反省→改善」となるのか・・

 

本日の記事では指導を構成する6要件(6段階)について具体的に進めてまいります。

前置きが長くなりましたが、非常に重要な部分ですのでご容赦いただきたいと思います。

 

改善促進の6要件(6段階)。
指導を成立させるために必須のコト。

新入社員教育をはじめとする各種の教育機会や日々の実務の現場において必須となる「正しい指導」。

「指導」の総称であるこの6要件(6段階)について1つずつお話しをして参ります。

 

 

 

改善促進の6要件(6段階)。
その第1段階。

新入社員教育をはじめとした各種教育機会において必須となる「正しい指導」を成立させるための第1段階

第1段階ではあるのですが、これがなければ絶対に指導は成立しませ

というか成立するワケがないと断言できる要件。

それは、

すいません!

 

 

 

 

ドットコム
まだ言えません

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさま
・・・(怒)

 

みなさま
・・・?

 

みなさま
・・・(呆)

 

となると思いますが、ご容赦いただき、上述の「絶対に成り立たない」という部分からご一考いただければ幸いです。

このあと第2段階から第6段階について述べていきますが、特に第2段階から第5段階はこの第1段階なくしては絶対に成り立ちません

 

改善促進の6要件(6段階)。
その第2段階。

第1段階は消化不良で恐縮ですが、新入社員教育プログラムをはじめとする各種教育機会や実務の場において正しい指導を成立させるために必須の2つ目の要件。

ここからは下記を例にしてお話しして参ります。

 

 

お客さまの前やオフィスでの身だしなみ

 

 

 

 


その程度や状況もさまざま・・

 

 

 

 

 

 

 

ここは後日ご紹介予定の新入社員教育プログラムの5本目の柱である「思考」における「キモ」となる部分。

この場合は爪の状態を例に出しましたが、

 

ドットコム
「こうあるべき」と描く状態は人それぞれ・・

 

ドットコム
「ここまでならば」と考える範囲も人それぞれ・・

 

特にお互いの理解が深まっていない場合は当然行き違いが発生する。

やはり指導は不可欠となります。

では、改善促進の第2段階です。

回数は初回というご認識で読み進めていただければと存じます。

※今後、第2段階=Ⅱ. 第3段階=Ⅲ.と記して参ります。

 

上司
Ⅱ. 爪伸びてるよ

 

新入社員
えっ!これでもダメなの?

 

新入社員
分かりました!切ってきます!

 

この上司はこれでも長いと考える方ですから、部下である新入社員はそれに合わせたほうがいいし、合わせるべきだと思います。

ここで反発したり、さまざまなことを主張しても、この上司の価値観や判断基準は変わるワケがありませんので、これは新入社員にとっては得策ではありません。

なぜ得策ではないのか?

 

ドットコム
たかだか爪1㎜・2㎜程度のハナシで上司からよく思われないかもしれないというリスクを負いますか?

 

 

ドットコム
1㎜・2㎜程度を爪を切るという作業は一大決心が必要な、何時間もかかる重労働なのですか?

 

大したハナシでもなんでもありません。

これは上述のとおり、5本目の柱「思考」で取り上げます。

戻りますが、

 

上司
Ⅱ. 爪が長いよ

 

これでも立派な指導です。

その名も、

 

 

ドットコム
Ⅱ. 促す(促し)

 

これは是正・改善を望む眼前の

 

ドットコム
Ⅱ. 事実のみを伝えること

 

この場合、伸びているといってもそこまでひどい状況ではない。

上司の判断基準からすれば伸びていることは間違いなく、従う必要はある。

この場合、指導側が考えなくてはならないのは、

 

上司
そこまで悪いことをしているのか・・

 

上司
お客さまのどれくらいがそれを不快に思うのか・・

 

上司
お客さまの来店動機を阻害するほどのことなのか・・

 

上司
会社の業績を毀損するほどのことなのか・・

 

結論、大したハナシではありません。

この状況の是正・改善が目的なワケですから、この程度の「指導」でも十分だということです。

 

上司
こら!なんだその爪は!?

 

たいしたことでないのに、いきなり高圧的な言いかたをする。

 

上司
ったく!常識がないヤツだ。

 

是正・改善が目的であるにもかかわらず、別に言わなくともいい余計なコトを言う。

 

新入社員
いきなりそんな言いかたはないでしょ!

 

新入社員
納得いかない!

 

だからこうなるワケです。

 

①回数  = 初回

②程度  = 少々伸びている程度

③重大性 = さほどでも 

④状況  = 過去見逃していたかも 

⑤自覚度 = まあまあ

上司からすれば、常に全員の爪に目がいくとはかぎりませんから、このとき初めて気づいたということもある。

言われた本人は上司との判断基準のちがいに戸惑

こうした点では④⑤にまで100点満点を狙う・求めるのは酷なハナシ。

④⑤については「正しい指導」を継続していけば、必ず100点満点に近づいていきます。

本日は第2段階までとさせていただきますが、いかがでしょうか。

 

 

 

 

ちなみにですが、こうした場合はどのような指導をなさいますか?


 

 

 

 

 

 

 

わたくしの講義中・・

 

 

 

 

 

 

 

前半戦でのこんなことは

よくあるハナシ・・

 

程度は決して軽くありませんが、

初回は

 

ドットコム
昨日はあまり眠れなかった?

 

新入社員
い、いえ!す、す、すいません!

 

ドットコム
了解です!

 

こんな程度。

講義中の居眠りは確かによくないコト。

でも謝っているのだからいいじゃないですか。

無用に腹を立てていると、こちらの健康にも悪影響が出ます。

これまでの経験上、この程度の指導で3割くらいの方は是正・改善されます。
※居眠りだと7割くらいです。

改善されない方も当然いるがゆえ、第3段以降が必要となるワケです。

貴社で提供されているさまざまな教育機会や実務の場。

是正・改善促進の第2段階

「促す(促し)」という手段は適切に使われていますでしょうか。

無用に強い言いかたをしたり、余計なコトは言ったりはしていませんでしょうか。

 

ドットコム
促す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新入社員の方々はもちろん、勉強や部活動に取り組む学生さんやもっと小さい子供たちなど、今の時代の若い方々は「怒られ慣れていない世代」ともいわれます。

そうした意味では

「もっとも効果的な指導」

ともいえるのです。

最後の最後で余談なのですが、私も子供がいますので日常よくこういうことがあります。

 

 

 

 

最後に使ったのは誰なのかを確認したら息子だった・・。

この状態を見せ、

 

ドットコム
次からはお願いね

 

たったひとことかけるだけで是正されてしまうもの。

ぜひご活用いただければ幸いです。

 

ドットコム
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新入社員教育.comでした。

 

ドットコム
本日もありがとうございました。引き続き次号も宜しくお願い致します。

 

ドットコム
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ABOUTこの記事をかいた人

とある企業で約20年間にわたり、新入社員をはじめとしたさまざまな階層の方々を対象とした社内教育プログラムの企画立案および運営を担当させていただきました。最近では専門部署の立ち上げを行い実績を挙げた経験から、悩みを抱える若手社員の方々、世代の違いや離職率の上昇など、さまざまな困難に直面されている企業様や教育ご担当者様、そして就職に悩まれる学生の方々のお役に立てればとの思いで当ブログを開設致しました。どうぞ宜しくお願い致します。